日本選手権2020ファイナル 決勝: 井川良彦 vs 玉田遼一
2021年2月13日 MTG/Coverage 日本選手権2020ファイナルの決勝戦。イゼット・テンポを乗りこなす井川と、スゥルタイ根本原理を操る玉田。日本王者に輝くのはどちらだ?
Game1
《海の神のお告げ/Omen of the Sea》から《耕作/Cultivate》と立ち上がった先手の玉田。対する井川の動きはない。
《空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad》を手札に加え、次のターンにはそのヨーリオンをプレイ。《海の神のお告げ/Omen of the Sea》が明滅される。《霜噛み/Frost Bite》と《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》でこのヨーリオンを対処する井川。
5マナを立てて返した井川に《出現の根本原理/Emergent Ultimatum》を叩きつける玉田。井川は《サメ台風/Shark Typhoon》をサイクリングするが、その手にカウンターはなく、Game1は玉田が先取した。
井川 0-1 玉田
Game2
井川はマリガン。しかしそこに土地は1枚しかなく、ダブルマリガンに追い込まれる。2ターン目に《襲来の予測/Saw It Coming》を予顕する立ち上がり。
3ターン目に《精神迷わせの秘本/Mazemind Tome》をドローし、悩んだ末プレイする井川。《海の神のお告げ/Omen of the Sea》しかなく、この秘本が通る。
《空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad》を手札に加えるだけの玉田。続くターンには《嘘の神、ヴァルキー/Valki, God of Lies》をプレイするが、井川の手札には何も追放するものがない。
《精神迷わせの秘本/Mazemind Tome》でドローを進め、マリガンぶんのアドバンテージを取り返した井川。玉田は《空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad》をプレイするが、井川の《アショクの消去/Ashiok’s Erasure》が突き刺さる。
続けて《星界の大蛇、コーマ/Koma, Cosmos Serpent》をプレイするが、《アショクの消去/Ashiok’s Erasure》の2枚目を構えていた井川。この海蛇が場に出ることを許されない。
さらに《アールンドの天啓/Alrund’s Epiphany》で仕掛ける玉田。これを通す井川。《嘘の神、ヴァルキー/Valki, God of Lies》のダメージが刻まれていく。《多元宇宙の警告/Behold the Multiverse》を予顕して終える玉田。
井川の《精神迷わせの秘本/Mazemind Tome》が役目を終えるが、ドローが土地ばかり。エンドに《多元宇宙の警告/Behold the Multiverse》が唱えられ、玉田の手札が充実していく。
《嘘の神、ヴァルキー/Valki, God of Lies》の攻撃に対し、たまらず《不詳の安息地/Faceless Haven》でブロックに行く井川。しかし、《無情な行動/Heartless Act》が無情にも刺さる。さらなる援軍の《鎖を解かれしもの、ポルクラノス/Polukranos, Unchained》には《本質の散乱/Essence Scatter》を当てようとするが、これも《神秘の論争/Mystical Dispute》2枚で弾かれる。
仕方なく《髑髏砕きの一撃/Shatterskull Smashing》で《嘘の神、ヴァルキー/Valki, God of Lies》と《鎖を解かれしもの、ポルクラノス/Polukranos, Unchained》を対処するが、井川はフルタップに。
玉田が必殺の《出現の根本原理/Emergent Ultimatum》を唱えると、井川は苦笑いを浮かべる。《キオーラ、海神を打ち倒す/Kiora Bests the Sea God》と《星界の騙し屋、ティボルト/Tibalt, Cosmic Impostor》が戦場に。
井川は最後に「Good Game」のエモートをクリックし、日本王者の誕生を称えた。
井川 0-2 玉田
玉田遼一 Win!
Game1
《海の神のお告げ/Omen of the Sea》から《耕作/Cultivate》と立ち上がった先手の玉田。対する井川の動きはない。
《空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad》を手札に加え、次のターンにはそのヨーリオンをプレイ。《海の神のお告げ/Omen of the Sea》が明滅される。《霜噛み/Frost Bite》と《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》でこのヨーリオンを対処する井川。
5マナを立てて返した井川に《出現の根本原理/Emergent Ultimatum》を叩きつける玉田。井川は《サメ台風/Shark Typhoon》をサイクリングするが、その手にカウンターはなく、Game1は玉田が先取した。
井川 0-1 玉田
Game2
井川はマリガン。しかしそこに土地は1枚しかなく、ダブルマリガンに追い込まれる。2ターン目に《襲来の予測/Saw It Coming》を予顕する立ち上がり。
3ターン目に《精神迷わせの秘本/Mazemind Tome》をドローし、悩んだ末プレイする井川。《海の神のお告げ/Omen of the Sea》しかなく、この秘本が通る。
《空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad》を手札に加えるだけの玉田。続くターンには《嘘の神、ヴァルキー/Valki, God of Lies》をプレイするが、井川の手札には何も追放するものがない。
《精神迷わせの秘本/Mazemind Tome》でドローを進め、マリガンぶんのアドバンテージを取り返した井川。玉田は《空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad》をプレイするが、井川の《アショクの消去/Ashiok’s Erasure》が突き刺さる。
続けて《星界の大蛇、コーマ/Koma, Cosmos Serpent》をプレイするが、《アショクの消去/Ashiok’s Erasure》の2枚目を構えていた井川。この海蛇が場に出ることを許されない。
さらに《アールンドの天啓/Alrund’s Epiphany》で仕掛ける玉田。これを通す井川。《嘘の神、ヴァルキー/Valki, God of Lies》のダメージが刻まれていく。《多元宇宙の警告/Behold the Multiverse》を予顕して終える玉田。
井川の《精神迷わせの秘本/Mazemind Tome》が役目を終えるが、ドローが土地ばかり。エンドに《多元宇宙の警告/Behold the Multiverse》が唱えられ、玉田の手札が充実していく。
《嘘の神、ヴァルキー/Valki, God of Lies》の攻撃に対し、たまらず《不詳の安息地/Faceless Haven》でブロックに行く井川。しかし、《無情な行動/Heartless Act》が無情にも刺さる。さらなる援軍の《鎖を解かれしもの、ポルクラノス/Polukranos, Unchained》には《本質の散乱/Essence Scatter》を当てようとするが、これも《神秘の論争/Mystical Dispute》2枚で弾かれる。
仕方なく《髑髏砕きの一撃/Shatterskull Smashing》で《嘘の神、ヴァルキー/Valki, God of Lies》と《鎖を解かれしもの、ポルクラノス/Polukranos, Unchained》を対処するが、井川はフルタップに。
玉田が必殺の《出現の根本原理/Emergent Ultimatum》を唱えると、井川は苦笑いを浮かべる。《キオーラ、海神を打ち倒す/Kiora Bests the Sea God》と《星界の騙し屋、ティボルト/Tibalt, Cosmic Impostor》が戦場に。
井川は最後に「Good Game」のエモートをクリックし、日本王者の誕生を称えた。
井川 0-2 玉田
玉田遼一 Win!
日本選手権2020冬も残すところ最後の1試合。スゥルタイ・ミッドレンジを操る黒田正城と、ジャンド・サクリファイスを駆る棚橋雅康が決勝の舞台に上がってきた。
2020年最後となるであろう1試合、戦いのゴングが鳴る。
Game1
先手の棚橋が1マリガンから《忘れられた神々の僧侶/Priest of Forgotten Gods》。黒田は《思考囲い/Thoughtseize》で《悲哀の徘徊者/Woe Strider》を抜き去る。返しの棚橋は《波乱の悪魔/Mayhem Devil》をプレイするが、これは《取り除き/Eliminate》される。
攻め手を緩めない棚橋は《波乱の悪魔/Mayhem Devil》おかわりに加えて《大釜の使い魔/Cauldron Familiar》。手札が重たい黒田はターンを返すのみ。
《魔女のかまど/Witch’s Oven》を引き込み、いわゆる「猫かまど」を完成させる棚橋。黒田は土地をサイクリング、さらに《成長のらせん/Growth Spiral》でドローを進め、《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World》をプレイする。棚橋は《大釜の使い魔/Cauldron Familiar》を《魔女のかまど/Witch’s Oven》に入れて、《波乱の悪魔/Mayhem Devil》で2点のダメージをクリーチャー化した土地に撃ち込む。《大釜の使い魔/Cauldron Familiar》で土地をブロックしようとするが、黒田は《大釜の使い魔/Cauldron Familiar》の能力に《物語の終わり/Tale’s End》を当てて回収を許さず、土地と《忘れられた神々の僧侶/Priest of Forgotten Gods》の相打ちに持ち込む。
棚橋は《湧き出る源、ジェガンサ/Jegantha, the Wellspring》をプレイ、即座に生け贄に捧げ食物を2つ生み出す。《大釜の使い魔/Cauldron Familiar》を墓地から戦場に戻し、《波乱の悪魔/Mayhem Devil》の能力でなんとかニッサを落とすが、黒田はニッサのおかわり。
それでも棚橋は《悲哀の徘徊者/Woe Strider》を戦場に送り、生け贄エンジンでニッサの能力でクリーチャー化した土地を落とし、ニッサの忠誠値を《波乱の悪魔/Mayhem Devil》で削りにかかる。
しかし、黒田は《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》から《絶滅の契機/Extinction Event》を引き込む。奇数の宣言で場を一掃。
棚橋は《初子さらい/Claim the Firstborn》で土地を奪い黒田の残りライフは5。さらに《悲哀の徘徊者/Woe Strider》を脱出させ、ライフを削りきろうと目論むが、黒田は2枚目の《絶滅の契機/Extinction Event》。
最後に《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》が戦場に送られ黒田のライフが圏外となり、黒田が優勝に王手をかけた。
黒田 1-0 棚橋
Game2
棚橋の《思考囲い/Thoughtseize》でゲームが始まる。悩んで《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World》を落とすが、ここでの黒田のドローがニッサ。《戦慄衆の解体者/Dreadhorde Butcher》で攻めに出る棚橋に対し、《致命的な一押し/Fatal Push》で致命的なダメージを受けることを避ける。
《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》をプレイする黒田に対し、棚橋は4マナ立ててエンド。仕方なく5マナからニッサをプレイする黒田。もちろん棚橋の手札には《集合した中隊/Collected Company》が握られている。しかし、めくれたのは《戦慄衆の解体者/Dreadhorde Butcher》1枚だけ。
棚橋は気を取り直して《忘れられた神々の僧侶/Priest of Forgotten Gods》と《金のガチョウ/Gilded Goose》をプレイするが、《取り除き/Eliminate》で《忘れられた神々の僧侶/Priest of Forgotten Gods》は除去されてしまう。
ニッサの2枚目をプレイし、土地を一気にクリーチャー化し攻め返す黒田。ウーロの脱出も加えて一挙に盤面を掌握する。
棚橋は最後のドローを見届けたあと、自身のアバターを爆発させた。
黒田 2-0 棚橋
日本選手権2020冬の優勝者は黒田正城!
黒田正城 Win!
Japan National Championship 2020 Winter Round8: 黒田正城 vs 三原槙仁
https://keiga.diarynote.jp/202012271600105759/
2020年最後となるであろう1試合、戦いのゴングが鳴る。
Game1
先手の棚橋が1マリガンから《忘れられた神々の僧侶/Priest of Forgotten Gods》。黒田は《思考囲い/Thoughtseize》で《悲哀の徘徊者/Woe Strider》を抜き去る。返しの棚橋は《波乱の悪魔/Mayhem Devil》をプレイするが、これは《取り除き/Eliminate》される。
攻め手を緩めない棚橋は《波乱の悪魔/Mayhem Devil》おかわりに加えて《大釜の使い魔/Cauldron Familiar》。手札が重たい黒田はターンを返すのみ。
《魔女のかまど/Witch’s Oven》を引き込み、いわゆる「猫かまど」を完成させる棚橋。黒田は土地をサイクリング、さらに《成長のらせん/Growth Spiral》でドローを進め、《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World》をプレイする。棚橋は《大釜の使い魔/Cauldron Familiar》を《魔女のかまど/Witch’s Oven》に入れて、《波乱の悪魔/Mayhem Devil》で2点のダメージをクリーチャー化した土地に撃ち込む。《大釜の使い魔/Cauldron Familiar》で土地をブロックしようとするが、黒田は《大釜の使い魔/Cauldron Familiar》の能力に《物語の終わり/Tale’s End》を当てて回収を許さず、土地と《忘れられた神々の僧侶/Priest of Forgotten Gods》の相打ちに持ち込む。
棚橋は《湧き出る源、ジェガンサ/Jegantha, the Wellspring》をプレイ、即座に生け贄に捧げ食物を2つ生み出す。《大釜の使い魔/Cauldron Familiar》を墓地から戦場に戻し、《波乱の悪魔/Mayhem Devil》の能力でなんとかニッサを落とすが、黒田はニッサのおかわり。
それでも棚橋は《悲哀の徘徊者/Woe Strider》を戦場に送り、生け贄エンジンでニッサの能力でクリーチャー化した土地を落とし、ニッサの忠誠値を《波乱の悪魔/Mayhem Devil》で削りにかかる。
しかし、黒田は《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》から《絶滅の契機/Extinction Event》を引き込む。奇数の宣言で場を一掃。
棚橋は《初子さらい/Claim the Firstborn》で土地を奪い黒田の残りライフは5。さらに《悲哀の徘徊者/Woe Strider》を脱出させ、ライフを削りきろうと目論むが、黒田は2枚目の《絶滅の契機/Extinction Event》。
最後に《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》が戦場に送られ黒田のライフが圏外となり、黒田が優勝に王手をかけた。
黒田 1-0 棚橋
Game2
棚橋の《思考囲い/Thoughtseize》でゲームが始まる。悩んで《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World》を落とすが、ここでの黒田のドローがニッサ。《戦慄衆の解体者/Dreadhorde Butcher》で攻めに出る棚橋に対し、《致命的な一押し/Fatal Push》で致命的なダメージを受けることを避ける。
《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》をプレイする黒田に対し、棚橋は4マナ立ててエンド。仕方なく5マナからニッサをプレイする黒田。もちろん棚橋の手札には《集合した中隊/Collected Company》が握られている。しかし、めくれたのは《戦慄衆の解体者/Dreadhorde Butcher》1枚だけ。
棚橋は気を取り直して《忘れられた神々の僧侶/Priest of Forgotten Gods》と《金のガチョウ/Gilded Goose》をプレイするが、《取り除き/Eliminate》で《忘れられた神々の僧侶/Priest of Forgotten Gods》は除去されてしまう。
ニッサの2枚目をプレイし、土地を一気にクリーチャー化し攻め返す黒田。ウーロの脱出も加えて一挙に盤面を掌握する。
棚橋は最後のドローを見届けたあと、自身のアバターを爆発させた。
黒田 2-0 棚橋
日本選手権2020冬の優勝者は黒田正城!
黒田正城 Win!
Japan National Championship 2020 Winter Round8: 黒田正城 vs 三原槙仁
https://keiga.diarynote.jp/202012271600105759/
日本選手権の予選ラウンドも佳境。勝ったほうがベスト8に大いに近づくこの試合、黒田正城と三原槙仁の大ベテラン同士の対決となった。デッキは黒田がスゥルタイ・ミッドレンジ、三原がゴブリンだ。
Game1
三原が先手。《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》で幸先の良いスタート。1マリガンの黒田は《思考囲い/Thoughtseize》で《上流階級のゴブリン、マクサス/Muxus, Goblin Grandee》、《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》、《ずる賢いゴブリン/Wily Goblin》という手札から《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》を落とす。三原は《ずる賢いゴブリン/Wily Goblin》をプレイ。
マナを立ててターンを返した黒田に対し、マクサスは温存し、《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》から6点のアタックする三原。手札に何もない黒田は《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》をプレイするが、三原のプレイしたマクサスが《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》をめくり、ダメージを計算する間もなく黒田が投了。
黒田 0-1 三原
Game2
今度は三原がマリガン。更に黒田は《思考囲い/Thoughtseize》で三原の《通報の角笛/Herald’s Horn》をはたき落とす。
三原は《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》をプレイ。手札に《致命的な一押し/Fatal Push》と《ヤヘンニの巧技/Yahenni’s Expertise》があり、これをひとまず除去しない選択をした黒田。しかし、《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》がめくれ、《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》の能力にスタックして《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》で2体のトークンが生み出される。
更にライブラリートップの《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》が追加のゴブリンを三原に届ける。黒田は《ヤヘンニの巧技/Yahenni’s Expertise》で場を一掃するが、三原の手札はまだ7枚で余裕綽々。《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》で続けて攻め立てる。
何もできずターンを返す黒田に対し、《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》から《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》。クレンコの能力でゴブリンが再度戦場にあふれかえり、《上流階級のゴブリン、マクサス/Muxus, Goblin Grandee》を出すまでもなく黒田の残りライフは一気になくなった。
黒田 0-2 三原
三原がトップ8に向けて大きく前進した。
三原槙仁 Win!
Japan National Championship 2020 Winter Finals: 黒田正城 vs 棚橋雅康
https://keiga.diarynote.jp/202012272035455838/
Game1
三原が先手。《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》で幸先の良いスタート。1マリガンの黒田は《思考囲い/Thoughtseize》で《上流階級のゴブリン、マクサス/Muxus, Goblin Grandee》、《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》、《ずる賢いゴブリン/Wily Goblin》という手札から《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》を落とす。三原は《ずる賢いゴブリン/Wily Goblin》をプレイ。
マナを立ててターンを返した黒田に対し、マクサスは温存し、《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》から6点のアタックする三原。手札に何もない黒田は《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》をプレイするが、三原のプレイしたマクサスが《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》をめくり、ダメージを計算する間もなく黒田が投了。
黒田 0-1 三原
Game2
今度は三原がマリガン。更に黒田は《思考囲い/Thoughtseize》で三原の《通報の角笛/Herald’s Horn》をはたき落とす。
三原は《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》をプレイ。手札に《致命的な一押し/Fatal Push》と《ヤヘンニの巧技/Yahenni’s Expertise》があり、これをひとまず除去しない選択をした黒田。しかし、《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》がめくれ、《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》の能力にスタックして《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》で2体のトークンが生み出される。
更にライブラリートップの《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》が追加のゴブリンを三原に届ける。黒田は《ヤヘンニの巧技/Yahenni’s Expertise》で場を一掃するが、三原の手札はまだ7枚で余裕綽々。《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》で続けて攻め立てる。
何もできずターンを返す黒田に対し、《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》から《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》。クレンコの能力でゴブリンが再度戦場にあふれかえり、《上流階級のゴブリン、マクサス/Muxus, Goblin Grandee》を出すまでもなく黒田の残りライフは一気になくなった。
黒田 0-2 三原
三原がトップ8に向けて大きく前進した。
三原槙仁 Win!
Japan National Championship 2020 Winter Finals: 黒田正城 vs 棚橋雅康
https://keiga.diarynote.jp/202012272035455838/
Zendikar Rising Championship Championship Match: Autumn Burchett vs Brad Barclay
2020年12月7日 MTG/Coverage 史上初の開催となったチャンピオンシップ。その優勝者を決める舞台に、オータム・バーチェットとブラッド・バークレイの2人が昇りつめた。ヒストリックで行なわれるチャンピオンシップマッチ、2人が操るのはバーチェットがゴブリン、バークレイがアゾリウス・コントロールだ。
Match1
チャンピオンシップマッチは「2マッチ先取」で行なわれる。
Game1
バークレイの先手。バーチェットは《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》から2ターン目に《通報の角笛/Herald’s Horn》を設置する。
《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》を《霊気の疾風/Aether Gust》でライブラリーの1番上に戻し、《排斥/Cast Out》で《通報の角笛/Herald’s Horn》を追放するバークレイ。バーチェットは《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》でライブラリーのトップから《ずる賢いゴブリン/Wily Goblin》につなげる。
バークレイの場に《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》が着地するが、バーチェットは《ずる賢いゴブリン/Wily Goblin》を追加し、《エンバレス城/Castle Embereth》を起動しテフェリーを退場させる。仕方なく《神の怒り/Wrath of God》で一掃するバークレイ。
バーチェットは《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》のおかわりから《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》と展開していく。《排斥/Cast Out》でどちらを除去するか選択を迫られるバークレイ。少し悩んで《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》を除去した。
トップから《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》、《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》と続けてめくるバーチェット。《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》は《吸収/Absorb》されるが、これでバークレイの手札は0枚に。
バーチェットは《ずる賢いゴブリン/Wily Goblin》を追加しフルアタック。《エンバレス城/Castle Embereth》2枚の力を借りて11点のダメージを与える。しかし《神の怒り/Wrath of God》で再び盤面はリセット。
さらなる《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》でアタックし、バークレイの残りライフは2に。しかし、《ヴァントレス城/Castle Vantress》の力を借りて三度《神の怒り/Wrath of God》。《吸収/Absorb》も構え、盤石の体制か。残り2点のライフが遠い。
バークレイは《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》で《サメ台風/Shark Typhoon》を手札に加えるが、バーチェットの《髑髏砕きの一撃/Shatterskull Smashing》でナーセットは退場。トップデッキした《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》は自重しておく。
X=7の巨大なサメがバーチェットのエンドに登場し、バーチェットを襲う。更に《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》。ゲームに蓋をしにかかる。
温存していた《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》と今引いた《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》を眺めるバーチェット。2連打で決めに行くが、バークレイの《吸収/Absorb》に阻まれる。更に攻撃は《サメ台風/Shark Typhoon》X=2で阻まれる。
しかしバークレイは打ち消し呪文を引けない。バーチェットは巨大な《髑髏砕きの一撃/Shatterskull Smashing》でテフェリーとサメをまとめて対処する。バークレイは《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》をおかわり。さらに《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》を起動するが、悲しいことに土地が4枚。
チャンスが訪れたバーチェット。《通報の角笛/Herald’s Horn》と《ずる賢いゴブリン/Wily Goblin》で望みをつなげるが、バークレイはナーセットで《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》を手に入れ、《排斥/Cast Out》で《通報の角笛/Herald’s Horn》を対処する。
《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》をプレイするものの、《吸収/Absorb》。バークレイがすべての攻めを捌き切り、最後は《サメ台風/Shark Typhoon》X=5でバーチェットのライフはピッタリ0になった。
Game2
《精神石/Mind Stone》スタートのバーチェット。《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》の2点のアタック。続けて《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》をプレイするが、これには《吸収/Absorb》が刺さる。《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》を追加してダメージを増やすが、《不可解な終焉/Baffling End》で《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》は退場。
《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》に《霊気の疾風/Aether Gust》を当てるバークレイ。《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》が登場するが、バーチェットは《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》と《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》を追加してこのテフェリーを落とす。
サイクリングを続けて《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》を置くだけのバークレイに対し、《通報の角笛/Herald’s Horn》を追加するバーチェット。5点のアタックを受けバークレイの残りライフは11に。
バーチェットは《ゴブリンのクレーター掘り/Goblin Cratermaker》で《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》を割り、ライブラリーのトップから《上流階級のゴブリン、マクサス/Muxus, Goblin Grandee》をプレイする。これには《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》が当たるが、ライブラリーの次の1枚もマクサス! しかも場のクロックも止められない。
マクサスのプレイを見届けるまでもなく、バークレイが投了した。
Game3
後手のバーチェットの《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》が試合開始を告げる。《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》に対し、《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》を生贄にささげ《通報の角笛/Herald’s Horn》を設置する。
《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》に《吸収/Absorb》。しかし2枚目の《通報の角笛/Herald’s Horn》でアドバンテージを取りに行く。バークレイは《サメ台風/Shark Typhoon》X=2でクロックをつくる。
バーチェットは《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》から《上流階級のゴブリン、マクサス/Muxus, Goblin Grandee》をプレイするが、《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》で弾かれる。
《通報の角笛/Herald’s Horn》がバーチェットにゴブリンを届ける。《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》からの《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》だが、再びの《吸収/Absorb》。仕方なく《精神石/Mind Stone》でマナを伸ばす。バークレイは静かにサメでダメージを刻む。
《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》から《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》と続け、一気にクロックを増強するバーチェット。しかし2枚目の《サメ台風/Shark Typhoon》X=4で《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》が討ち取られる。バークレイのライフはまだ12も残っている。
2体のサメでアタックしてバーチェットの残りライフは5。バーチェットにこの空飛ぶサメへの解答はなく、バークレイが1マッチ目を先取した。
バーチェット 0-1 バークレイ
Match2
Game1
後手のバーチェットの《ずる賢いゴブリン/Wily Goblin》に《検閲/Censor》が刺さる立ち上がり。続くターンの《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》は通り、《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》が手札に加えられる。
《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》から《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》を設置するバークレイ。バーチェットは《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》を加え、2体のゴブリンでナーセットを落とす。
ゴブリンたちが《神の怒り/Wrath of God》で流される。《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》から再度の《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》を手札に加え、準備を整えるバーチェット。バークレイは《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》をおかわり。
バーチェットは手札に加えた《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》をプレイするが、《霊気の疾風/Aether Gust》が飛ぶ。そして《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》。《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》を加えるバーチェットだが、テフェリーが生き残り、《神の怒り/Wrath of God》が場を一掃する。
《精神石/Mind Stone》からの《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》には《検閲/Censor》。ただの大きいゴブリンと化した《上流階級のゴブリン、マクサス/Muxus, Goblin Grandee》にも《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》。《アーデンベイル城/Castle Ardenvale》がトークンを生む。再度のマクサスには《吸収/Absorb》。
《通報の角笛/Herald’s Horn》も《本質の吸収/Essence Drain》されて、《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》は通るが《排斥/Cast Out》。バーチェットの手札は0枚に。
止めの巨大な《サメ台風/Shark Typhoon》でバーチェットのライフはあっという間に0になった。
Game2
バーチェットの初動は《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》。これには《検閲/Censor》が刺さる。《通報の角笛/Herald’s Horn》には《吸収/Absorb》。
2枚目の《通報の角笛/Herald’s Horn》。これが通り、2マナとなった《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》で《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》をサーチする。
《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》でドローを進めるが、バークレイの手札は土地だけ。《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》から《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》と続け、テフェリーを退場させる。
動きのないバークレイに対し、《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》をプレイ。これが通る。トークンを生成し、《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》を残しアタック。《サメ台風/Shark Typhoon》でブロッカーを用意するが、バークレイの残りライフが13まで落ち込む。
《神の怒り/Wrath of God》でなんとかリセットされるが、バーチェットはここまで温存しておいた《上流階級のゴブリン、マクサス/Muxus, Goblin Grandee》をプレイ。《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》と《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》がめくれ、一気にバークレイのライフはなくなった。
Game3
後手のバーチェットが《精神石/Mind Stone》から《通報の角笛/Herald’s Horn》、《ゴブリンのクレーター掘り/Goblin Cratermaker》と展開していく。バークレイは《サメ台風/Shark Typhoon》で1/1を生成しつつドローを進める。
《排斥/Cast Out》で《通報の角笛/Herald’s Horn》が対処されるも、《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》がバーチェットの場に追加される。バークレイは何もしない。
《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》をライブラリートップから唱え、《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》と続けるが、《検閲/Censor》で弾かれる。バークレイのライフは10に。
盤面が《空の粉砕/Shatter the Sky》で一掃され、バーチェットは《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》と《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》とリカバリーするが、さらなる《排斥/Cast Out》でクレンコは対処される。
マナがなくなったところに《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》を追加し、バークレイのライフを6まで落とし込むが、酋長は《不可解な終焉/Baffling End》で退場。《上流階級のゴブリン、マクサス/Muxus, Goblin Grandee》には《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》。
《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》が着地し、チャンピオンシップマッチが終焉に向かう。《サメ台風/Shark Typhoon》X=1で《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》も討ち取り、さらなる《サメ台風/Shark Typhoon》で決着をつけにいくバークレイ。
バーチェットの最後の祈りの《髑髏砕きの一撃/Shatterskull Smashing》が《吸収/Absorb》され、追加の《サメ台風/Shark Typhoon》が吹き荒れ、チャンピオンシップの王者が決まった。おめでとう、バークレイ!
バーチェット 0-2 バークレイ
ブラッド・バークレイ Win!
Match1
チャンピオンシップマッチは「2マッチ先取」で行なわれる。
Game1
バークレイの先手。バーチェットは《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》から2ターン目に《通報の角笛/Herald’s Horn》を設置する。
《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》を《霊気の疾風/Aether Gust》でライブラリーの1番上に戻し、《排斥/Cast Out》で《通報の角笛/Herald’s Horn》を追放するバークレイ。バーチェットは《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》でライブラリーのトップから《ずる賢いゴブリン/Wily Goblin》につなげる。
バークレイの場に《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》が着地するが、バーチェットは《ずる賢いゴブリン/Wily Goblin》を追加し、《エンバレス城/Castle Embereth》を起動しテフェリーを退場させる。仕方なく《神の怒り/Wrath of God》で一掃するバークレイ。
バーチェットは《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》のおかわりから《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》と展開していく。《排斥/Cast Out》でどちらを除去するか選択を迫られるバークレイ。少し悩んで《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》を除去した。
トップから《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》、《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》と続けてめくるバーチェット。《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》は《吸収/Absorb》されるが、これでバークレイの手札は0枚に。
バーチェットは《ずる賢いゴブリン/Wily Goblin》を追加しフルアタック。《エンバレス城/Castle Embereth》2枚の力を借りて11点のダメージを与える。しかし《神の怒り/Wrath of God》で再び盤面はリセット。
さらなる《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》でアタックし、バークレイの残りライフは2に。しかし、《ヴァントレス城/Castle Vantress》の力を借りて三度《神の怒り/Wrath of God》。《吸収/Absorb》も構え、盤石の体制か。残り2点のライフが遠い。
バークレイは《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》で《サメ台風/Shark Typhoon》を手札に加えるが、バーチェットの《髑髏砕きの一撃/Shatterskull Smashing》でナーセットは退場。トップデッキした《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》は自重しておく。
X=7の巨大なサメがバーチェットのエンドに登場し、バーチェットを襲う。更に《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》。ゲームに蓋をしにかかる。
温存していた《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》と今引いた《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》を眺めるバーチェット。2連打で決めに行くが、バークレイの《吸収/Absorb》に阻まれる。更に攻撃は《サメ台風/Shark Typhoon》X=2で阻まれる。
しかしバークレイは打ち消し呪文を引けない。バーチェットは巨大な《髑髏砕きの一撃/Shatterskull Smashing》でテフェリーとサメをまとめて対処する。バークレイは《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》をおかわり。さらに《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》を起動するが、悲しいことに土地が4枚。
チャンスが訪れたバーチェット。《通報の角笛/Herald’s Horn》と《ずる賢いゴブリン/Wily Goblin》で望みをつなげるが、バークレイはナーセットで《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》を手に入れ、《排斥/Cast Out》で《通報の角笛/Herald’s Horn》を対処する。
《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》をプレイするものの、《吸収/Absorb》。バークレイがすべての攻めを捌き切り、最後は《サメ台風/Shark Typhoon》X=5でバーチェットのライフはピッタリ0になった。
Game2
《精神石/Mind Stone》スタートのバーチェット。《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》の2点のアタック。続けて《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》をプレイするが、これには《吸収/Absorb》が刺さる。《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》を追加してダメージを増やすが、《不可解な終焉/Baffling End》で《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》は退場。
《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》に《霊気の疾風/Aether Gust》を当てるバークレイ。《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》が登場するが、バーチェットは《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》と《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》を追加してこのテフェリーを落とす。
サイクリングを続けて《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》を置くだけのバークレイに対し、《通報の角笛/Herald’s Horn》を追加するバーチェット。5点のアタックを受けバークレイの残りライフは11に。
バーチェットは《ゴブリンのクレーター掘り/Goblin Cratermaker》で《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》を割り、ライブラリーのトップから《上流階級のゴブリン、マクサス/Muxus, Goblin Grandee》をプレイする。これには《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》が当たるが、ライブラリーの次の1枚もマクサス! しかも場のクロックも止められない。
マクサスのプレイを見届けるまでもなく、バークレイが投了した。
Game3
後手のバーチェットの《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》が試合開始を告げる。《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》に対し、《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》を生贄にささげ《通報の角笛/Herald’s Horn》を設置する。
《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》に《吸収/Absorb》。しかし2枚目の《通報の角笛/Herald’s Horn》でアドバンテージを取りに行く。バークレイは《サメ台風/Shark Typhoon》X=2でクロックをつくる。
バーチェットは《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》から《上流階級のゴブリン、マクサス/Muxus, Goblin Grandee》をプレイするが、《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》で弾かれる。
《通報の角笛/Herald’s Horn》がバーチェットにゴブリンを届ける。《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》からの《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》だが、再びの《吸収/Absorb》。仕方なく《精神石/Mind Stone》でマナを伸ばす。バークレイは静かにサメでダメージを刻む。
《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》から《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》と続け、一気にクロックを増強するバーチェット。しかし2枚目の《サメ台風/Shark Typhoon》X=4で《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》が討ち取られる。バークレイのライフはまだ12も残っている。
2体のサメでアタックしてバーチェットの残りライフは5。バーチェットにこの空飛ぶサメへの解答はなく、バークレイが1マッチ目を先取した。
バーチェット 0-1 バークレイ
Match2
Game1
後手のバーチェットの《ずる賢いゴブリン/Wily Goblin》に《検閲/Censor》が刺さる立ち上がり。続くターンの《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》は通り、《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》が手札に加えられる。
《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》から《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》を設置するバークレイ。バーチェットは《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》を加え、2体のゴブリンでナーセットを落とす。
ゴブリンたちが《神の怒り/Wrath of God》で流される。《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》から再度の《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》を手札に加え、準備を整えるバーチェット。バークレイは《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》をおかわり。
バーチェットは手札に加えた《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》をプレイするが、《霊気の疾風/Aether Gust》が飛ぶ。そして《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》。《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》を加えるバーチェットだが、テフェリーが生き残り、《神の怒り/Wrath of God》が場を一掃する。
《精神石/Mind Stone》からの《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》には《検閲/Censor》。ただの大きいゴブリンと化した《上流階級のゴブリン、マクサス/Muxus, Goblin Grandee》にも《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》。《アーデンベイル城/Castle Ardenvale》がトークンを生む。再度のマクサスには《吸収/Absorb》。
《通報の角笛/Herald’s Horn》も《本質の吸収/Essence Drain》されて、《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》は通るが《排斥/Cast Out》。バーチェットの手札は0枚に。
止めの巨大な《サメ台風/Shark Typhoon》でバーチェットのライフはあっという間に0になった。
Game2
バーチェットの初動は《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》。これには《検閲/Censor》が刺さる。《通報の角笛/Herald’s Horn》には《吸収/Absorb》。
2枚目の《通報の角笛/Herald’s Horn》。これが通り、2マナとなった《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》で《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》をサーチする。
《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》でドローを進めるが、バークレイの手札は土地だけ。《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》から《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》と続け、テフェリーを退場させる。
動きのないバークレイに対し、《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》をプレイ。これが通る。トークンを生成し、《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》を残しアタック。《サメ台風/Shark Typhoon》でブロッカーを用意するが、バークレイの残りライフが13まで落ち込む。
《神の怒り/Wrath of God》でなんとかリセットされるが、バーチェットはここまで温存しておいた《上流階級のゴブリン、マクサス/Muxus, Goblin Grandee》をプレイ。《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》と《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》がめくれ、一気にバークレイのライフはなくなった。
Game3
後手のバーチェットが《精神石/Mind Stone》から《通報の角笛/Herald’s Horn》、《ゴブリンのクレーター掘り/Goblin Cratermaker》と展開していく。バークレイは《サメ台風/Shark Typhoon》で1/1を生成しつつドローを進める。
《排斥/Cast Out》で《通報の角笛/Herald’s Horn》が対処されるも、《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》がバーチェットの場に追加される。バークレイは何もしない。
《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》をライブラリートップから唱え、《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》と続けるが、《検閲/Censor》で弾かれる。バークレイのライフは10に。
盤面が《空の粉砕/Shatter the Sky》で一掃され、バーチェットは《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》と《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》とリカバリーするが、さらなる《排斥/Cast Out》でクレンコは対処される。
マナがなくなったところに《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》を追加し、バークレイのライフを6まで落とし込むが、酋長は《不可解な終焉/Baffling End》で退場。《上流階級のゴブリン、マクサス/Muxus, Goblin Grandee》には《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》。
《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》が着地し、チャンピオンシップマッチが終焉に向かう。《サメ台風/Shark Typhoon》X=1で《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》も討ち取り、さらなる《サメ台風/Shark Typhoon》で決着をつけにいくバークレイ。
バーチェットの最後の祈りの《髑髏砕きの一撃/Shatterskull Smashing》が《吸収/Absorb》され、追加の《サメ台風/Shark Typhoon》が吹き荒れ、チャンピオンシップの王者が決まった。おめでとう、バークレイ!
バーチェット 0-2 バークレイ
ブラッド・バークレイ Win!
2020 Season Grand Finals Championship Match: Aaron Gertler vs Austin Bursavich
2020年10月12日 MTG/Coverage オムナスを操るプレイヤーとそれを倒そうとするプレイヤー。各所で火花をちらした3日間の果てには、2人のオムナス・アドベンチャーが残った。アーロン・ガートラーとオースティン・バーサヴィッチは同じ調整チームで、ほぼ同一のリストをこのグランドファイナルに持ち込んでいる。
勝って2万5000ドルの小切手とともに、2020シーズンの締めくくりを笑顔で飾るのはどちらのプレイヤーか?
Match1
決勝戦は「2マッチ先取」で行なわれる。
Game1
ガートラーの先手。お互い《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》から、ガートラーは3ターン目に《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》を着地させる。バーサヴィッチは《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》で土地を伸ばして《巨人落とし/Giant Killer》でこのエレメンタルを対処。
ガートラーは2枚目の《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》から《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》、《厚かましい借り手/Brazen Borrower》と続け、場と手札を整える。
土地が止まってしまったバーサヴィッチ。《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》で土地をどうにか追加し《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》を2枚続けてからの《巨人落とし/Giant Killer》で手札が増える。《厚かましい借り手/Brazen Borrower》で《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》を1体バウンス。
《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》を出し直したガートラー。《願いのフェイ/Fae of Wishes》からの《猛火の斉射/Blazing Volley》でバーサヴィッチの場を一掃!
バーサヴィッチも《願いのフェイ/Fae of Wishes》から《猛火の斉射/Blazing Volley》。息切れしたガートラーに対し《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》を追加。更に次のターンは《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》から《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》2号機。たまらず《厚かましい借り手/Brazen Borrower》で1体はバウンスし、自分も《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》を追加する。
場に出してあった《願いのフェイ/Fae of Wishes》を手札に戻し、願った《投げ飛ばし/Fling》でブロッカーを除去。ガートラーが巨人に踏み潰されてGame1はバーサヴィッチが先取。
Game2
ガートラーが1マリガン。バーサヴィッチの《幸運のクローバー/Lucky Clover》を《切り裂かれた帆/Shredded Sails》で対処する。
バーサヴィッチは《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》で土地を伸ばす。ガートラーは《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》から《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》でドローを進める。この《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》は《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》に踏み潰されて退場。
巨人が相打ちになり、場が綺麗に。バーサヴィッチはさらなる《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》から《願いのフェイ/Fae of Wishes》で《僻境への脱出/Escape to the Wilds》を手札に。ガートラーは《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》を場に。
バーサヴィッチも《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》を場に送るが、ここでガートラーは《僻境への脱出/Escape to the Wilds》をトップデッキ! 《厚かましい借り手/Brazen Borrower》で《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》をバウンスし、7点のダメージを叩き込む。
しかし、バーサヴィッチは《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》をプレイ、上陸でライフを回復する。更に戻された《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》で土地を伸ばし、《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》からマナが発生。続けて《僻境への脱出/Escape to the Wilds》。《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》から《願いのフェイ/Fae of Wishes》を出しターンを返す。
ガートラーも《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》から《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》で土地を伸ばし、生まれたマナで《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》で《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》を踏みつける。《厚かましい借り手/Brazen Borrower》で《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》も手札に返し、《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》がアタック。《願いのフェイ/Fae of Wishes》でチャンプブロックせざるを得ないバーサヴィッチ。
《幸運のクローバー/Lucky Clover》から《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》で《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》を処理、自分も《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》を戦場に投下。しかしガートラーはさらなる《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》を登場させる。
《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》再登場から《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》、《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》でドローを進めるバーサヴィッチ。ガートラーの《厚かましい借り手/Brazen Borrower》には《神秘の論争/Mystical Dispute》。しかし、《巨人落とし/Giant Killer》で《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》を除去し、自身は巨人で殴る。バーサヴィッチのオムナスがチャンプブロックに。
代わりの《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》からどんどんライフを回復するバーサヴィッチ。ガートラーの《厚かましい借り手/Brazen Borrower》には再びの《神秘の論争/Mystical Dispute》。
《巨人落とし/Giant Killer》で再度《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》を落とし、自身の2体の《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》で押し切ろうとするガートラーだが、《巨人落とし/Giant Killer》が《幸運のクローバー/Lucky Clover》の力を借りてガートラーの巨人を一掃する。
《僻境への脱出/Escape to the Wilds》で一挙にリソース差がついてしまい、完全に逆転を許してしまったガートラー。1マッチ目はバーサヴィッチの先取となった
ガートラー 0-1 バーサヴィッチ
Match2
気心がしれた仲の2人。決勝とは思えないようなエモートでにぎやかに進む。
Game1
《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》が3枚の初手をキープしたガートラー。4枚目の《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》も引いてくる。この亭主たちによるビートダウンに《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》で待ったをかけるバーサヴィッチ。
《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》で土地を伸ばすバーサヴィッチ。ガートラーは土地が引けない。《願いのフェイ/Fae of Wishes》からの《猛火の斉射/Blazing Volley》で場が一掃される。
《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》対《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》という場になった。更に《厚かましい借り手/Brazen Borrower》で《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》をバウンスするバーサヴィッチ。ガートラーの場はすっからかんに。
《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》が戦場に追加されるに至っては、バーサヴィッチの猛攻を止められないのだった。
Game2
後手のバーサヴィッチが《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》から《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》とロケットスタート。たまらずガートラーはトップデッキした《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》で《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》を踏みつける。
2枚目の《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》を追加するだけのバーサヴィッチ。《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》から《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》を戦場に追加するガートラー。
バーサヴィッチは《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》をプレイ。しかし、ガートラーは《幸運のクローバー/Lucky Clover》をトップデッキ。《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》で土地を伸ばし《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》で《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》を踏みつける。
2枚目の《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》をプレイするバーサヴィッチだが、5枚目の土地がない。ガートラーは《願いのフェイ/Fae of Wishes》から《レッドキャップの乱闘/Redcap Melee》で《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》を処理しつつ《過去と未来/Once and Future》と《僻境への脱出/Escape to the Wilds》でアドバンテージを確保しに行く。
バーサヴィッチも《願いのフェイ/Fae of Wishes》から《魂標ランタン/Soul-Guide Lantern》で墓地を掃除するも、《僻境への脱出/Escape to the Wilds》で莫大なリソース差がついてしまう。《願いのフェイ/Fae of Wishes》がめくれたところでバーサヴィッチ投了。
Game3
2ターン目に《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》を2連打する先手のバーサヴィッチ。《願いのフェイ/Fae of Wishes》をクリーチャーとしてプレイし、2ドロー。
《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》を引いて片方の《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》を処理するガートラー。《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》で土地を伸ばし《幸運のクローバー/Lucky Clover》を置くバーサヴィッチ。ガートラーは《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》をプレイする。
再びの《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》。今度サーチされる土地は2枚だ。《巨人落とし/Giant Killer》で《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》を処理する。ガートラーも《幸運のクローバー/Lucky Clover》から《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》。
先に《僻境への脱出/Escape to the Wilds》をプレイしたのはバーサヴィッチ。《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》をプレイする。ガートラーも《僻境への脱出/Escape to the Wilds》返しだが、このターンは《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》で土地を伸ばすにとどまる。
《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》と《願いのフェイ/Fae of Wishes》にコツコツ殴られていてライフに少し余裕がないガートラー。《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》を《巨人落とし/Giant Killer》する。
《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》を出し直し、《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》から《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》で大量のマナを生み出し、《願いのフェイ/Fae of Wishes》を手札に戻し、《投げ飛ばし/Fling》と《否認/Negate》を手札に加えるバーサヴィッチ。おまけの《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》の能力でガートラーの残りライフは6。
ガートラーは《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》から《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》、《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》をプレイ。さらなる《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》からの《巨人落とし/Giant Killer》でドローを進めるが、解答がない。
《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》が《投げ飛ばし/Fling》され、グランドファイナルの優勝者が決まった。おめでとう、オースティン・バーサヴィッチ!
ガートラー 0-2 バーサヴィッチ
オースティン・バーサヴィッチ Win!
勝って2万5000ドルの小切手とともに、2020シーズンの締めくくりを笑顔で飾るのはどちらのプレイヤーか?
Match1
決勝戦は「2マッチ先取」で行なわれる。
Game1
ガートラーの先手。お互い《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》から、ガートラーは3ターン目に《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》を着地させる。バーサヴィッチは《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》で土地を伸ばして《巨人落とし/Giant Killer》でこのエレメンタルを対処。
ガートラーは2枚目の《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》から《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》、《厚かましい借り手/Brazen Borrower》と続け、場と手札を整える。
土地が止まってしまったバーサヴィッチ。《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》で土地をどうにか追加し《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》を2枚続けてからの《巨人落とし/Giant Killer》で手札が増える。《厚かましい借り手/Brazen Borrower》で《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》を1体バウンス。
《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》を出し直したガートラー。《願いのフェイ/Fae of Wishes》からの《猛火の斉射/Blazing Volley》でバーサヴィッチの場を一掃!
バーサヴィッチも《願いのフェイ/Fae of Wishes》から《猛火の斉射/Blazing Volley》。息切れしたガートラーに対し《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》を追加。更に次のターンは《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》から《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》2号機。たまらず《厚かましい借り手/Brazen Borrower》で1体はバウンスし、自分も《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》を追加する。
場に出してあった《願いのフェイ/Fae of Wishes》を手札に戻し、願った《投げ飛ばし/Fling》でブロッカーを除去。ガートラーが巨人に踏み潰されてGame1はバーサヴィッチが先取。
Game2
ガートラーが1マリガン。バーサヴィッチの《幸運のクローバー/Lucky Clover》を《切り裂かれた帆/Shredded Sails》で対処する。
バーサヴィッチは《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》で土地を伸ばす。ガートラーは《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》から《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》でドローを進める。この《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》は《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》に踏み潰されて退場。
巨人が相打ちになり、場が綺麗に。バーサヴィッチはさらなる《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》から《願いのフェイ/Fae of Wishes》で《僻境への脱出/Escape to the Wilds》を手札に。ガートラーは《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》を場に。
バーサヴィッチも《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》を場に送るが、ここでガートラーは《僻境への脱出/Escape to the Wilds》をトップデッキ! 《厚かましい借り手/Brazen Borrower》で《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》をバウンスし、7点のダメージを叩き込む。
しかし、バーサヴィッチは《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》をプレイ、上陸でライフを回復する。更に戻された《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》で土地を伸ばし、《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》からマナが発生。続けて《僻境への脱出/Escape to the Wilds》。《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》から《願いのフェイ/Fae of Wishes》を出しターンを返す。
ガートラーも《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》から《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》で土地を伸ばし、生まれたマナで《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》で《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》を踏みつける。《厚かましい借り手/Brazen Borrower》で《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》も手札に返し、《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》がアタック。《願いのフェイ/Fae of Wishes》でチャンプブロックせざるを得ないバーサヴィッチ。
《幸運のクローバー/Lucky Clover》から《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》で《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》を処理、自分も《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》を戦場に投下。しかしガートラーはさらなる《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》を登場させる。
《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》再登場から《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》、《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》でドローを進めるバーサヴィッチ。ガートラーの《厚かましい借り手/Brazen Borrower》には《神秘の論争/Mystical Dispute》。しかし、《巨人落とし/Giant Killer》で《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》を除去し、自身は巨人で殴る。バーサヴィッチのオムナスがチャンプブロックに。
代わりの《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》からどんどんライフを回復するバーサヴィッチ。ガートラーの《厚かましい借り手/Brazen Borrower》には再びの《神秘の論争/Mystical Dispute》。
《巨人落とし/Giant Killer》で再度《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》を落とし、自身の2体の《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》で押し切ろうとするガートラーだが、《巨人落とし/Giant Killer》が《幸運のクローバー/Lucky Clover》の力を借りてガートラーの巨人を一掃する。
《僻境への脱出/Escape to the Wilds》で一挙にリソース差がついてしまい、完全に逆転を許してしまったガートラー。1マッチ目はバーサヴィッチの先取となった
ガートラー 0-1 バーサヴィッチ
Match2
気心がしれた仲の2人。決勝とは思えないようなエモートでにぎやかに進む。
Game1
《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》が3枚の初手をキープしたガートラー。4枚目の《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》も引いてくる。この亭主たちによるビートダウンに《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》で待ったをかけるバーサヴィッチ。
《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》で土地を伸ばすバーサヴィッチ。ガートラーは土地が引けない。《願いのフェイ/Fae of Wishes》からの《猛火の斉射/Blazing Volley》で場が一掃される。
《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》対《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》という場になった。更に《厚かましい借り手/Brazen Borrower》で《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》をバウンスするバーサヴィッチ。ガートラーの場はすっからかんに。
《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》が戦場に追加されるに至っては、バーサヴィッチの猛攻を止められないのだった。
Game2
後手のバーサヴィッチが《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》から《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》とロケットスタート。たまらずガートラーはトップデッキした《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》で《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》を踏みつける。
2枚目の《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》を追加するだけのバーサヴィッチ。《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》から《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》を戦場に追加するガートラー。
バーサヴィッチは《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》をプレイ。しかし、ガートラーは《幸運のクローバー/Lucky Clover》をトップデッキ。《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》で土地を伸ばし《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》で《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》を踏みつける。
2枚目の《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》をプレイするバーサヴィッチだが、5枚目の土地がない。ガートラーは《願いのフェイ/Fae of Wishes》から《レッドキャップの乱闘/Redcap Melee》で《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》を処理しつつ《過去と未来/Once and Future》と《僻境への脱出/Escape to the Wilds》でアドバンテージを確保しに行く。
バーサヴィッチも《願いのフェイ/Fae of Wishes》から《魂標ランタン/Soul-Guide Lantern》で墓地を掃除するも、《僻境への脱出/Escape to the Wilds》で莫大なリソース差がついてしまう。《願いのフェイ/Fae of Wishes》がめくれたところでバーサヴィッチ投了。
Game3
2ターン目に《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》を2連打する先手のバーサヴィッチ。《願いのフェイ/Fae of Wishes》をクリーチャーとしてプレイし、2ドロー。
《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》を引いて片方の《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》を処理するガートラー。《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》で土地を伸ばし《幸運のクローバー/Lucky Clover》を置くバーサヴィッチ。ガートラーは《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》をプレイする。
再びの《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》。今度サーチされる土地は2枚だ。《巨人落とし/Giant Killer》で《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》を処理する。ガートラーも《幸運のクローバー/Lucky Clover》から《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》。
先に《僻境への脱出/Escape to the Wilds》をプレイしたのはバーサヴィッチ。《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》をプレイする。ガートラーも《僻境への脱出/Escape to the Wilds》返しだが、このターンは《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》で土地を伸ばすにとどまる。
《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》と《願いのフェイ/Fae of Wishes》にコツコツ殴られていてライフに少し余裕がないガートラー。《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》を《巨人落とし/Giant Killer》する。
《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》を出し直し、《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》から《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》で大量のマナを生み出し、《願いのフェイ/Fae of Wishes》を手札に戻し、《投げ飛ばし/Fling》と《否認/Negate》を手札に加えるバーサヴィッチ。おまけの《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》の能力でガートラーの残りライフは6。
ガートラーは《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》から《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》、《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》をプレイ。さらなる《エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper》からの《巨人落とし/Giant Killer》でドローを進めるが、解答がない。
《豆の木の巨人/Beanstalk Giant》が《投げ飛ばし/Fling》され、グランドファイナルの優勝者が決まった。おめでとう、オースティン・バーサヴィッチ!
ガートラー 0-2 バーサヴィッチ
オースティン・バーサヴィッチ Win!
浅原晃が、プレイヤーズツアー名古屋に続き、プレイヤーズツアー・オンラインでもトップ8に残った。そして、名古屋でも、マジックオンライン・チャンピオンシップシリーズ2010でも叶わなかった、世界レベルでの戴冠を求め、決勝へと駒を進めた。メインデッキに《夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher》を採用した、独自のチューンのティムール《荒野の再生/Wilderness Reclamation》と共に。
画面越しのプレイヤーズツアー。対戦相手は白青コントロールを使うトーマス・ホワイト。MOグラインダーとして有名なプレイヤーだ。トーナメントの王者を決めるべく、今日を締めくくる試合が始まる。
Game1
先手は浅原。《荒野の再生/Wilderness Reclamation》が2枚に土地もある手札をキープ。2ターン目のメインから《成長のらせん/Growth Spiral》を撃っていく。
3ターン目、2マナオープンでターンを返したトーマスに《荒野の再生/Wilderness Reclamation》をプレイする浅原。ホワイトにカウンターはなく、《海の神のお告げ/Omen of the Sea》で手札を整えるだけ。
返すターンで《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》をプレイするホワイト。忠誠度能力をプラスから入る。浅原はエンドに《サメ台風/Shark Typhoon》で2/2のサメを生み出すが、テフェリーを撃ち落とせない。ホワイトは《太陽の恵みの執政官/Archon of Sun’s Grace》で守りを固める。
2枚目の《荒野の再生/Wilderness Reclamation》を着地させるも、テフェリーの能力で動きづらい浅原。1/1のサメを増やすのみ。ホワイトは《メレティス誕生/The Birth of Meletis》をプレイしてペガサストークンを生み出す。
浅原は《発破/Explosion》X=2でテフェリーにダメージを与えるが、まだ撃ち落とせない。ホワイトは2枚目の《海の神のお告げ/Omen of the Sea》からの《空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad》で3枚のエンチャントを出し直し、トークンが場にあふれてゆく。
手札に溜まった《霊気の疾風/Aether Gust》を恨めしく思っていたかは定かではないが、浅原は投了ボタンをクリックした。
浅原 0-1 ホワイト
Game2
またも2ターン目の浅原の《成長のらせん/Growth Spiral》。3ターン目に《荒野の再生/Wilderness Reclamation》は置かず、ホワイトの《幽体の船乗り/Spectral Sailor》を見届ける。さらにホワイトは《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》をプレイするが、これは《否認/Negate》される。
満を持して《荒野の再生/Wilderness Reclamation》を着地させる浅原。《サメ台風/Shark Typhoon》で3/3を生成してクロックをつくり、マナを残してターンを返す。《幽体の船乗り/Spectral Sailor》のアタックに対しX=4の《サメ台風/Shark Typhoon》が吹き荒れる。これはテフェリーで退場するが、残ったサメがテフェリーを打ち取る。
土地が5枚で止まったホワイト。《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》で手札の拡充をし、浅原のアップキープに《厚かましい借り手/Brazen Borrower》でサメをバウンスする。浅原も《厚かましい借り手/Brazen Borrower》で《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》をバウンスし、X=8の特大の《発破/Explosion》をホワイトに。
ホワイトは《エルズペス、死に打ち勝つ/Elspeth Conquers Death》をプレイ。これに残したマナから《否認/Negate》をあわせる浅原。ホワイトも《神秘の論争/Mystical Dispute》で食い下がる。《荒野の再生/Wilderness Reclamation》は一旦退場。
ディスカードしていた《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》を脱出させる浅原。残りライフ7のホワイトに対し強大なクロックを用意する。《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》でジャブを打つホワイトに《否認/Negate》で返す。
《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》の攻撃に対し《サメ台風/Shark Typhoon》で1/1のサメがブロッカーとして用意されるが、《厚かましい借り手/Brazen Borrower》でバウンスされ、《発破/Explosion》X=1。ちょうどライフがゼロになり、ホワイトのアバターが爆発した。
浅原 1-1 ホワイト
Game3
ホワイトの《海の神のお告げ/Omen of the Sea》がゲーム開始を告げる。浅原は動かずターンを返す。ホワイトは3マナ目がタップイン。浅原は三度の《成長のらせん/Growth Spiral》。
土地がないホワイトは《サメ台風/Shark Typhoon》をX=0でサイクリングするが、見つからない。浅原は逆にX=2の《サメ台風/Shark Typhoon》で攻め手をつくる。これは浅原のエンドに《厚かましい借り手/Brazen Borrower》でバウンスされる。
まだ土地を引けないホワイトのエンドに《夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher》で仕掛ける。これに《霊気の疾風/Aether Gust》が飛び、《夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher》は引き直される。ホワイトのメインの《海の神のお告げ/Omen of the Sea》の隙に《夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher》が改めて通る。
ついに狼の群れがホワイトに襲いかかる。ようやく4マナ目にとどいたホワイトの《空の粉砕/Shatter the Sky》には《神秘の論争/Mystical Dispute》。続けて《厚かましい借り手/Brazen Borrower》でクロックを増強。
残りライフのなくなったホワイトは、「Good Game」のエモートをクリックした。
それはつまり、浅原が初めて世界王者に輝いた瞬間だった。
浅原 2-1 ホワイト
浅原晃 Win!
画面越しのプレイヤーズツアー。対戦相手は白青コントロールを使うトーマス・ホワイト。MOグラインダーとして有名なプレイヤーだ。トーナメントの王者を決めるべく、今日を締めくくる試合が始まる。
Game1
先手は浅原。《荒野の再生/Wilderness Reclamation》が2枚に土地もある手札をキープ。2ターン目のメインから《成長のらせん/Growth Spiral》を撃っていく。
3ターン目、2マナオープンでターンを返したトーマスに《荒野の再生/Wilderness Reclamation》をプレイする浅原。ホワイトにカウンターはなく、《海の神のお告げ/Omen of the Sea》で手札を整えるだけ。
返すターンで《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》をプレイするホワイト。忠誠度能力をプラスから入る。浅原はエンドに《サメ台風/Shark Typhoon》で2/2のサメを生み出すが、テフェリーを撃ち落とせない。ホワイトは《太陽の恵みの執政官/Archon of Sun’s Grace》で守りを固める。
2枚目の《荒野の再生/Wilderness Reclamation》を着地させるも、テフェリーの能力で動きづらい浅原。1/1のサメを増やすのみ。ホワイトは《メレティス誕生/The Birth of Meletis》をプレイしてペガサストークンを生み出す。
浅原は《発破/Explosion》X=2でテフェリーにダメージを与えるが、まだ撃ち落とせない。ホワイトは2枚目の《海の神のお告げ/Omen of the Sea》からの《空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad》で3枚のエンチャントを出し直し、トークンが場にあふれてゆく。
手札に溜まった《霊気の疾風/Aether Gust》を恨めしく思っていたかは定かではないが、浅原は投了ボタンをクリックした。
浅原 0-1 ホワイト
Game2
またも2ターン目の浅原の《成長のらせん/Growth Spiral》。3ターン目に《荒野の再生/Wilderness Reclamation》は置かず、ホワイトの《幽体の船乗り/Spectral Sailor》を見届ける。さらにホワイトは《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》をプレイするが、これは《否認/Negate》される。
満を持して《荒野の再生/Wilderness Reclamation》を着地させる浅原。《サメ台風/Shark Typhoon》で3/3を生成してクロックをつくり、マナを残してターンを返す。《幽体の船乗り/Spectral Sailor》のアタックに対しX=4の《サメ台風/Shark Typhoon》が吹き荒れる。これはテフェリーで退場するが、残ったサメがテフェリーを打ち取る。
土地が5枚で止まったホワイト。《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》で手札の拡充をし、浅原のアップキープに《厚かましい借り手/Brazen Borrower》でサメをバウンスする。浅原も《厚かましい借り手/Brazen Borrower》で《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》をバウンスし、X=8の特大の《発破/Explosion》をホワイトに。
ホワイトは《エルズペス、死に打ち勝つ/Elspeth Conquers Death》をプレイ。これに残したマナから《否認/Negate》をあわせる浅原。ホワイトも《神秘の論争/Mystical Dispute》で食い下がる。《荒野の再生/Wilderness Reclamation》は一旦退場。
ディスカードしていた《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》を脱出させる浅原。残りライフ7のホワイトに対し強大なクロックを用意する。《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》でジャブを打つホワイトに《否認/Negate》で返す。
《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》の攻撃に対し《サメ台風/Shark Typhoon》で1/1のサメがブロッカーとして用意されるが、《厚かましい借り手/Brazen Borrower》でバウンスされ、《発破/Explosion》X=1。ちょうどライフがゼロになり、ホワイトのアバターが爆発した。
浅原 1-1 ホワイト
Game3
ホワイトの《海の神のお告げ/Omen of the Sea》がゲーム開始を告げる。浅原は動かずターンを返す。ホワイトは3マナ目がタップイン。浅原は三度の《成長のらせん/Growth Spiral》。
土地がないホワイトは《サメ台風/Shark Typhoon》をX=0でサイクリングするが、見つからない。浅原は逆にX=2の《サメ台風/Shark Typhoon》で攻め手をつくる。これは浅原のエンドに《厚かましい借り手/Brazen Borrower》でバウンスされる。
まだ土地を引けないホワイトのエンドに《夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher》で仕掛ける。これに《霊気の疾風/Aether Gust》が飛び、《夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher》は引き直される。ホワイトのメインの《海の神のお告げ/Omen of the Sea》の隙に《夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher》が改めて通る。
ついに狼の群れがホワイトに襲いかかる。ようやく4マナ目にとどいたホワイトの《空の粉砕/Shatter the Sky》には《神秘の論争/Mystical Dispute》。続けて《厚かましい借り手/Brazen Borrower》でクロックを増強。
残りライフのなくなったホワイトは、「Good Game」のエモートをクリックした。
それはつまり、浅原が初めて世界王者に輝いた瞬間だった。
浅原 2-1 ホワイト
浅原晃 Win!
プレイヤーズツアー・オンライン2の決勝の席に座ったのは、村栄龍司とジャン=エマニュエル・ドゥプラの二人。二人ともティムール《荒野の再生/Wilderness Reclamation》を駆る。《荒野の再生/Wilderness Reclamation》マスターはどちらだ?
Game1
タップインランドを置きあう序盤。どちらも順調に土地が4枚まで伸びる。が、村栄は5枚目の土地を置けない。ドゥプラは土地を置く。
《サメ台風/Shark Typhoon》X=2でサイクリングし、クロックをつくる村栄。5枚目の土地もラグこそあったものの無事見つかる。《タッサの介入/Thassa’s Intervention》からの《成長のらせん/Growth Spiral》を《発展/Expansion》でコピーし、土地の枚数で追いすがる。
村栄のエンドに《発破/Explosion》をX=5で空飛ぶサメに打ち込むドゥプラ。村栄はこれをカウンターしない。さらに《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》でドゥプラのペースに。村栄は《ヴァントレス城/Castle Vantress》を起動しライブラリを操作し、カウンターを構えながら《荒野の再生/Wilderness Reclamation》をプレイ。カウンター合戦の末にこれが通る。
《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》を脱出させるドゥプラ。土地の枚数に差がついてしまう。
村栄は《厚かましい借り手/Brazen Borrower》でクロックを用意し、更に2枚目の《荒野の再生/Wilderness Reclamation》をプレイするが、これは《否認/Negate》される。逆にドゥプラが村栄の《荒野の再生/Wilderness Reclamation》を《霊気の疾風/Aether Gust》し、カウンターに対して《発展/Expansion》をコピーモードでお互い使い、《荒野の再生/Wilderness Reclamation》がトップに置かれる。
フルタップした村栄に《発破/Explosion》を全力で叩き込むドゥプラ。リソースを使い切っていた村栄に反撃するすべはなかった。
村栄 0-1 ドゥプラ
Game2
ドゥプラの《成長のらせん/Growth Spiral》でゲーム開幕。村栄のエンドに《夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher》をプレイ。これを《中和/Neutralize》するが、ドゥプラの《荒野の再生/Wilderness Reclamation》が通ってしまう。
《霊気の疾風/Aether Gust》で《荒野の再生/Wilderness Reclamation》をトップに置く村栄。《サメ台風/Shark Typhoon》をX=1でプレイ。さらに次のターンにはX=4でサメおかわり。《発破/Explosion》X=2で1/1のサメは死ぬが、村栄の場にクロックが残る。
村栄は《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》でドローを進め、ドゥプラのエンドに《夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher》。これをカウンターされるが、次のターンには《終局の始まり/Commence the Endgame》でクロックを強化。ドゥプラも《終局の始まり/Commence the Endgame》で切り返すが、《厚かましい借り手/Brazen Borrower》で動員トークンをバウンスして激しく攻め立てる。ドゥプラの最後のお願いの《荒野の再生/Wilderness Reclamation》も打ち消し、勝負の行方は最終戦へ。
村栄 1-1 ドゥプラ
Game3
ドゥプラが《選択/Opt》でゲームの開幕を告げる。続く《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》は《神秘の論争/Mystical Dispute》され、土地が伸びるのを許されない。
《サメ台風/Shark Typhoon》をX=1でサイクリングする村栄に、X=2で切り返すドゥプラ。しかし、《夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher》で攻め立てる村栄。ドゥプラのライフが12と落ち込む。さらに《サメ台風/Shark Typhoon》で3/3トークンを出す村栄。ドゥプラも《終局の始まり/Commence the Endgame》でトークンを出すが、村栄の《荒野の再生/Wilderness Reclamation》が通ってしまい、《発破/Explosion》を動員トークンに打ち込み、これを除去する。
《荒野の再生/Wilderness Reclamation》を貼り、《霊気の疾風/Aether Gust》を《発展/Expansion》し《荒野の再生/Wilderness Reclamation》と《夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher》を両方さばくドゥプラ。村栄はサメでアタックし、ドゥプラの残りライフは6。村栄の《荒野の再生/Wilderness Reclamation》に《否認/Negate》、それに《神秘の論争/Mystical Dispute》。ドゥプラは3マナ払う。《中和/Neutralize》で改めて打ち消し、これが通る。
ドゥプラは《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》を脱出させ、ライフを9にし逆転への道筋を探すが、村栄は《霊気の疾風/Aether Gust》をドゥプラの《荒野の再生/Wilderness Reclamation》に打ち込む。
《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》をプレイし、ドローを進める村栄。更に脱出させようとするが、それに《霊気の疾風/Aether Gust》。村栄は《荒野の再生/Wilderness Reclamation》で起きたマナで《発破/Explosion》を本体に叩き込むが、返すドゥプラも《荒野の再生/Wilderness Reclamation》から大量のマナを生み出し、《発破/Explosion》でプレイヤーに4点を打ち込む。次のターンの《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》の攻撃による致死圏内に引きずり込んだ。
村栄はサメでアタック。ドゥプラは《選択/Opt》でカードを探し、このアタックを受ける。ドゥプラの残りライフは3。
ドゥプラは更に《成長のらせん/Growth Spiral》と《サメ台風/Shark Typhoon》で《否認/Negate》を探す、が、見つからない。
村栄はこのターンに引いたカードを叩きつける。
《発破/Explosion》を、あなたに。
村栄 2-1 ドゥプラ
村栄龍司 Win!
Game1
タップインランドを置きあう序盤。どちらも順調に土地が4枚まで伸びる。が、村栄は5枚目の土地を置けない。ドゥプラは土地を置く。
《サメ台風/Shark Typhoon》X=2でサイクリングし、クロックをつくる村栄。5枚目の土地もラグこそあったものの無事見つかる。《タッサの介入/Thassa’s Intervention》からの《成長のらせん/Growth Spiral》を《発展/Expansion》でコピーし、土地の枚数で追いすがる。
村栄のエンドに《発破/Explosion》をX=5で空飛ぶサメに打ち込むドゥプラ。村栄はこれをカウンターしない。さらに《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》でドゥプラのペースに。村栄は《ヴァントレス城/Castle Vantress》を起動しライブラリを操作し、カウンターを構えながら《荒野の再生/Wilderness Reclamation》をプレイ。カウンター合戦の末にこれが通る。
《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》を脱出させるドゥプラ。土地の枚数に差がついてしまう。
村栄は《厚かましい借り手/Brazen Borrower》でクロックを用意し、更に2枚目の《荒野の再生/Wilderness Reclamation》をプレイするが、これは《否認/Negate》される。逆にドゥプラが村栄の《荒野の再生/Wilderness Reclamation》を《霊気の疾風/Aether Gust》し、カウンターに対して《発展/Expansion》をコピーモードでお互い使い、《荒野の再生/Wilderness Reclamation》がトップに置かれる。
フルタップした村栄に《発破/Explosion》を全力で叩き込むドゥプラ。リソースを使い切っていた村栄に反撃するすべはなかった。
村栄 0-1 ドゥプラ
Game2
ドゥプラの《成長のらせん/Growth Spiral》でゲーム開幕。村栄のエンドに《夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher》をプレイ。これを《中和/Neutralize》するが、ドゥプラの《荒野の再生/Wilderness Reclamation》が通ってしまう。
《霊気の疾風/Aether Gust》で《荒野の再生/Wilderness Reclamation》をトップに置く村栄。《サメ台風/Shark Typhoon》をX=1でプレイ。さらに次のターンにはX=4でサメおかわり。《発破/Explosion》X=2で1/1のサメは死ぬが、村栄の場にクロックが残る。
村栄は《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》でドローを進め、ドゥプラのエンドに《夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher》。これをカウンターされるが、次のターンには《終局の始まり/Commence the Endgame》でクロックを強化。ドゥプラも《終局の始まり/Commence the Endgame》で切り返すが、《厚かましい借り手/Brazen Borrower》で動員トークンをバウンスして激しく攻め立てる。ドゥプラの最後のお願いの《荒野の再生/Wilderness Reclamation》も打ち消し、勝負の行方は最終戦へ。
村栄 1-1 ドゥプラ
Game3
ドゥプラが《選択/Opt》でゲームの開幕を告げる。続く《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》は《神秘の論争/Mystical Dispute》され、土地が伸びるのを許されない。
《サメ台風/Shark Typhoon》をX=1でサイクリングする村栄に、X=2で切り返すドゥプラ。しかし、《夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher》で攻め立てる村栄。ドゥプラのライフが12と落ち込む。さらに《サメ台風/Shark Typhoon》で3/3トークンを出す村栄。ドゥプラも《終局の始まり/Commence the Endgame》でトークンを出すが、村栄の《荒野の再生/Wilderness Reclamation》が通ってしまい、《発破/Explosion》を動員トークンに打ち込み、これを除去する。
《荒野の再生/Wilderness Reclamation》を貼り、《霊気の疾風/Aether Gust》を《発展/Expansion》し《荒野の再生/Wilderness Reclamation》と《夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher》を両方さばくドゥプラ。村栄はサメでアタックし、ドゥプラの残りライフは6。村栄の《荒野の再生/Wilderness Reclamation》に《否認/Negate》、それに《神秘の論争/Mystical Dispute》。ドゥプラは3マナ払う。《中和/Neutralize》で改めて打ち消し、これが通る。
ドゥプラは《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》を脱出させ、ライフを9にし逆転への道筋を探すが、村栄は《霊気の疾風/Aether Gust》をドゥプラの《荒野の再生/Wilderness Reclamation》に打ち込む。
《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》をプレイし、ドローを進める村栄。更に脱出させようとするが、それに《霊気の疾風/Aether Gust》。村栄は《荒野の再生/Wilderness Reclamation》で起きたマナで《発破/Explosion》を本体に叩き込むが、返すドゥプラも《荒野の再生/Wilderness Reclamation》から大量のマナを生み出し、《発破/Explosion》でプレイヤーに4点を打ち込む。次のターンの《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》の攻撃による致死圏内に引きずり込んだ。
村栄はサメでアタック。ドゥプラは《選択/Opt》でカードを探し、このアタックを受ける。ドゥプラの残りライフは3。
ドゥプラは更に《成長のらせん/Growth Spiral》と《サメ台風/Shark Typhoon》で《否認/Negate》を探す、が、見つからない。
村栄はこのターンに引いたカードを叩きつける。
《発破/Explosion》を、あなたに。
村栄 2-1 ドゥプラ
村栄龍司 Win!
ミシックチャンピオンシップ決勝の席に座るのは、マシュー・スパーリングとイーライ・ラヴマンの2人。スパーリングが乗りこなすのは親和、対するラヴマンは5色人間だ。
Game1
先手のラヴマンの《霊気の薬瓶/Aether Vial》スタートに対し、《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》《メムナイト/Memnite》《大霊堂のスカージ/Vault Skirge》と一挙展開するスパーリング。
《翻弄する魔道士/Meddling Mage》で《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》を指定するラヴマン。一方のスパーリングは《信号の邪魔者/Signal Pest》を加え、《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》からマナを出し《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》をクリーチャー化して颯爽と攻勢に出る。
《サリアの副官/Thalia’s Lieutenant》で攻めの準備をするラヴマン。対照的に《溶接の壺/Welding Jar》を置き全軍突撃のスパーリング。ラヴマンの残りライフは12に。
しかしここからラヴマンも殴り返し、2枚目の《霊気の薬瓶/Aether Vial》を追加。《拘留代理人/Deputy of Detention》で《信号の邪魔者/Signal Pest》を除去し、ダメージを抑える。
さらに《教区の勇者/Champion of the Parish》も追加されダメージは増加。ライフも10で並ぶ。スパーリングは完全に守勢に回ってしまった。
ついに《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》での攻撃を諦めたスパーリング。《帆凧の掠め盗り/Kitesail Freebooter》での安全確認から《カマキリの乗り手/Mantis Rider》が追加され、ラヴマンのクロックは跳ね上がる。
2枚目の《拘留代理人/Deputy of Detention》で最後のブロッカーの《大霊堂のスカージ/Vault Skirge》が排除されるとスパーリングのライフはゼロを割った。
スパーリングの残った2枚の手札は《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》だった。
ラヴマン 1-0 スパーリング
Game2
5枚がマナソースの手札をキープしたスパーリング。土地が1枚だけだが《霊気の薬瓶/Aether Vial》のある手札をマリガンしたラヴマン。ラヴマンに新たな7枚が配られ、そのうちの1枚をライブラリーの一番底に送った。“ロンドン・マリガン”だ。
《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》スタートのスパーリング。一方のラヴマンは再度の《霊気の薬瓶/Aether Vial》だ。
今度は《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》をプレイできたスパーリング。しかしスパーリングの残る2枚の手札は土地。ラヴマンは《教区の勇者/Champion of the Parish》を出してから《帆凧の掠め盗り/Kitesail Freebooter》するが、空振りに終わってしまう。
《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》で攻めるスパーリング。余っているマナを+1/+1カウンターに変える。
しかしラヴマンは《サリアの副官/Thalia’s Lieutenant》を二連打! スパーリングは《教区の勇者/Champion of the Parish》の強烈なカウンターパンチを浴びてしまう。
《頭蓋囲い/Cranial Plating》をトップデッキするが、装備したい《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》はチャンプブロックで墓地に落ちたばかりだ。仕方なく《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》に装備するスパーリング。《サリアの副官/Thalia’s Lieutenant》がチャンプブロックする。
《教区の勇者/Champion of the Parish》と《帆凧の掠め盗り/Kitesail Freebooter》を前にダメージレースで負けてしまっているスパーリング。トドメとばかりに《霊気の薬瓶/Aether Vial》から《反射魔道士/Reflector Mage》が登場するとカードを片付けざるを得なかった。
ラヴマン 2-0 スパーリング
ここからはサイドボーディング後の戦いだ。
Game3
《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》で開幕のゴングを鳴らし、《頭蓋囲い/Cranial Plating》を2ターン目に装備するスパーリング。
ラヴマンは《帆凧の掠め盗り/Kitesail Freebooter》の静かな立ち上がり。スパーリングの手札から2枚目の《頭蓋囲い/Cranial Plating》を落とす。
ここで《実験の狂乱/Experimental Frenzy》をトップデッキするスパーリング。《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》の2枚目が戦場に登場。たまらず《拘留代理人/Deputy of Detention》で《実験の狂乱/Experimental Frenzy》を除去するが、スパーリングのドローは《感電破/Galvanic Blast》! ブロッカーもいなくなり、強烈な一発が叩き込まれる。
《教区の勇者/Champion of the Parish》から《カマキリの乗り手/Mantis Rider》とつなげ、反撃の布石を打つラヴマン。
しかし、スパーリングのライブラリーのトップからこのゲーム3枚目の《頭蓋囲い/Cranial Plating》が降ってくる。《カマキリの乗り手/Mantis Rider》と《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》が相打ちになる。
残りライフが少ないながら殴り返さないと話にならないラヴマン。しかしスパーリングが冷静に《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》を起動して攻撃すると、2枚の《頭蓋囲い/Cranial Plating》を前にブロッカーは足りていないのだった。
ラヴマン 2-1 スパーリング
Game4
お互い6枚の手札をキープ。ラヴマンのこのマッチはじめての《貴族の教主/Noble Hierarch》。一方のスパーリングは《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》だけと少々寂しいスタート。
ラヴマンも《貴族の教主/Noble Hierarch》2枚目を追加するが、つきあうように土地が止まってしまう。
《鋼の監視者/Steel Overseer》がスパーリングの待望の一手。しかしこれに突き刺さる《イゼットの静電術師/Izzet Staticaster》! 実はスパーリングの手札には《鋼の監視者/Steel Overseer》がまだ2枚いて、これが完全に腐ってしまう。
仕方なく《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》をプレイするスパーリングに《カマキリの乗り手/Mantis Rider》で5点の重いパンチ。何もできずターンを返す。
勢いに乗るラヴマンは3枚目の《貴族の教主/Noble Hierarch》を追加し、《カマキリの乗り手/Mantis Rider》の2枚目。戦線を拡大していく。スパーリングは《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》でチャンプブロックするしかできない。
《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》2枚目をプレイするが、地を這うクリーチャーは空飛ぶ《カマキリの乗り手/Mantis Rider》をブロックできない。リソースを削りながら《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》を3/3にして《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》に+1/+1カウンターを3つ乗せるが、これを《反射魔道士/Reflector Mage》が吹き飛ばす!
リカバリーのきかなくなったスパーリングを《カマキリの乗り手/Mantis Rider》が襲う。最後のドローを確認した後、スパーリングは右手を差し出した。
ラヴマン 3-1 スパーリング
イーライ・ラヴマン Win!
Game1
先手のラヴマンの《霊気の薬瓶/Aether Vial》スタートに対し、《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》《メムナイト/Memnite》《大霊堂のスカージ/Vault Skirge》と一挙展開するスパーリング。
《翻弄する魔道士/Meddling Mage》で《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》を指定するラヴマン。一方のスパーリングは《信号の邪魔者/Signal Pest》を加え、《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》からマナを出し《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》をクリーチャー化して颯爽と攻勢に出る。
《サリアの副官/Thalia’s Lieutenant》で攻めの準備をするラヴマン。対照的に《溶接の壺/Welding Jar》を置き全軍突撃のスパーリング。ラヴマンの残りライフは12に。
しかしここからラヴマンも殴り返し、2枚目の《霊気の薬瓶/Aether Vial》を追加。《拘留代理人/Deputy of Detention》で《信号の邪魔者/Signal Pest》を除去し、ダメージを抑える。
さらに《教区の勇者/Champion of the Parish》も追加されダメージは増加。ライフも10で並ぶ。スパーリングは完全に守勢に回ってしまった。
ついに《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》での攻撃を諦めたスパーリング。《帆凧の掠め盗り/Kitesail Freebooter》での安全確認から《カマキリの乗り手/Mantis Rider》が追加され、ラヴマンのクロックは跳ね上がる。
2枚目の《拘留代理人/Deputy of Detention》で最後のブロッカーの《大霊堂のスカージ/Vault Skirge》が排除されるとスパーリングのライフはゼロを割った。
スパーリングの残った2枚の手札は《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》だった。
ラヴマン 1-0 スパーリング
Game2
5枚がマナソースの手札をキープしたスパーリング。土地が1枚だけだが《霊気の薬瓶/Aether Vial》のある手札をマリガンしたラヴマン。ラヴマンに新たな7枚が配られ、そのうちの1枚をライブラリーの一番底に送った。“ロンドン・マリガン”だ。
《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》スタートのスパーリング。一方のラヴマンは再度の《霊気の薬瓶/Aether Vial》だ。
今度は《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》をプレイできたスパーリング。しかしスパーリングの残る2枚の手札は土地。ラヴマンは《教区の勇者/Champion of the Parish》を出してから《帆凧の掠め盗り/Kitesail Freebooter》するが、空振りに終わってしまう。
《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》で攻めるスパーリング。余っているマナを+1/+1カウンターに変える。
しかしラヴマンは《サリアの副官/Thalia’s Lieutenant》を二連打! スパーリングは《教区の勇者/Champion of the Parish》の強烈なカウンターパンチを浴びてしまう。
《頭蓋囲い/Cranial Plating》をトップデッキするが、装備したい《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》はチャンプブロックで墓地に落ちたばかりだ。仕方なく《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》に装備するスパーリング。《サリアの副官/Thalia’s Lieutenant》がチャンプブロックする。
《教区の勇者/Champion of the Parish》と《帆凧の掠め盗り/Kitesail Freebooter》を前にダメージレースで負けてしまっているスパーリング。トドメとばかりに《霊気の薬瓶/Aether Vial》から《反射魔道士/Reflector Mage》が登場するとカードを片付けざるを得なかった。
ラヴマン 2-0 スパーリング
ここからはサイドボーディング後の戦いだ。
Game3
《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》で開幕のゴングを鳴らし、《頭蓋囲い/Cranial Plating》を2ターン目に装備するスパーリング。
ラヴマンは《帆凧の掠め盗り/Kitesail Freebooter》の静かな立ち上がり。スパーリングの手札から2枚目の《頭蓋囲い/Cranial Plating》を落とす。
ここで《実験の狂乱/Experimental Frenzy》をトップデッキするスパーリング。《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》の2枚目が戦場に登場。たまらず《拘留代理人/Deputy of Detention》で《実験の狂乱/Experimental Frenzy》を除去するが、スパーリングのドローは《感電破/Galvanic Blast》! ブロッカーもいなくなり、強烈な一発が叩き込まれる。
《教区の勇者/Champion of the Parish》から《カマキリの乗り手/Mantis Rider》とつなげ、反撃の布石を打つラヴマン。
しかし、スパーリングのライブラリーのトップからこのゲーム3枚目の《頭蓋囲い/Cranial Plating》が降ってくる。《カマキリの乗り手/Mantis Rider》と《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》が相打ちになる。
残りライフが少ないながら殴り返さないと話にならないラヴマン。しかしスパーリングが冷静に《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》を起動して攻撃すると、2枚の《頭蓋囲い/Cranial Plating》を前にブロッカーは足りていないのだった。
ラヴマン 2-1 スパーリング
Game4
お互い6枚の手札をキープ。ラヴマンのこのマッチはじめての《貴族の教主/Noble Hierarch》。一方のスパーリングは《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》だけと少々寂しいスタート。
ラヴマンも《貴族の教主/Noble Hierarch》2枚目を追加するが、つきあうように土地が止まってしまう。
《鋼の監視者/Steel Overseer》がスパーリングの待望の一手。しかしこれに突き刺さる《イゼットの静電術師/Izzet Staticaster》! 実はスパーリングの手札には《鋼の監視者/Steel Overseer》がまだ2枚いて、これが完全に腐ってしまう。
仕方なく《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》をプレイするスパーリングに《カマキリの乗り手/Mantis Rider》で5点の重いパンチ。何もできずターンを返す。
勢いに乗るラヴマンは3枚目の《貴族の教主/Noble Hierarch》を追加し、《カマキリの乗り手/Mantis Rider》の2枚目。戦線を拡大していく。スパーリングは《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》でチャンプブロックするしかできない。
《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》2枚目をプレイするが、地を這うクリーチャーは空飛ぶ《カマキリの乗り手/Mantis Rider》をブロックできない。リソースを削りながら《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》を3/3にして《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》に+1/+1カウンターを3つ乗せるが、これを《反射魔道士/Reflector Mage》が吹き飛ばす!
リカバリーのきかなくなったスパーリングを《カマキリの乗り手/Mantis Rider》が襲う。最後のドローを確認した後、スパーリングは右手を差し出した。
ラヴマン 3-1 スパーリング
イーライ・ラヴマン Win!
25万ドル。かつてない額の優勝賞金がかけられたミシックインビテーショナルの決勝に上り詰めたのは、アンドレア・メングッチとピオトル・グロゴウスキの2人のプロリーガーだ。デュオ・スタンダードのデッキ選択は、メングッチはエスパー・コントロールと白単アグロ、グロゴウスキは赤単アグロと青単テンポ。特に、グロゴウスキの青単テンポはグロゴウスキしか選択していない珍しいチョイスだ。
パソコンの画面を通して向かい合い、MTGアリーナの世界で、世界最高の戦いが始まる。
Game1
メングッチはエスパー、グロゴウスキは青単が選択された。2人共7枚をキープし、先手のグロゴウスキの《プテラマンダー/Pteramander》が開幕を告げる。
《思考消去/Thought Erasure》に《呪文貫き/Spell Pierce》をするか悩むグロゴウスキだが、これを通す。《マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster》を追加戦力として送るが、土地が2枚で止まってしまう。
さらに《マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster》を追加し、クロックがどんどん増えてゆく。メングッチの残りライフは6まで落ち込む。
しかし、メングッチは《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium》で反撃。グロゴウスキは《魔術師の反駁/Wizard’s Retort》を撃つが、これには《否認/Negate》が返され、クロックが一掃される。
メングッチは《薬術師の眼識/Chemister’s Insight》で手札を充実して《アズカンタの探索/Search for Azcanta》を設置。ようやく土地を引いたグロゴウスキは《大嵐のジン/Tempest Djinn》をプレイするが、《吸収/Absorb》される。
《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》をプレイし完全にマウントを取ったメングッチ。グロゴウスキは《セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer》をプレイし《渇望の時/Moment of Craving》は《潜水/Dive Down》は弾き、《執着的探訪/Curious Obsession》でドローを進める。
《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium》には《潜水/Dive Down》、《屈辱/Mortify》には《魔術師の反駁/Wizard’s Retort》。なんとかクロックを守るが、グロゴウスキの手札は0枚になってしまう。《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》の能力で《執着的探訪/Curious Obsession》を剥がすメングッチ。
《波濤牝馬/Surge Mare》を追加したグロゴウスキを《ケイヤの怒り/Kaya’s Wrath》が襲う。手札もクリーチャーも失ったグロゴウスキのアバターが爆発した。
メングッチ 1-0 グロゴウスキ
Game2
白単のメングッチが《徴税人/Tithe Taker》や《ベナリアの軍司令/Benalish Marshal》で攻め立てるが、赤単のグロゴウスキは火力でそれを許さない。
《批判家刺殺/Skewer the Critics》でブロッカーを強引にどかし《ギトゥの溶岩走り/Ghitu Lavarunner》で攻め返すが、メングッチは《徴税人/Tithe Taker》と《ファートリの短角獣/Huatli’s Snubhorn》を追加し、更に次のターンには《敬慕されるロクソドン/Venerated Loxodon》で軍勢を強化する。
グロゴウスキは《遁走する蒸気族/Runaway Steam-Kin》を引くが、時すでに遅し。《軍団の上陸/Legion’s Landing》も追加され、変身するのを火力で邪魔するしかできない。
2枚の《ベナリア史/History of Benalia》がトークンを生み、《不敗の陣形/Unbreakable Formation》で突撃をされると、グロゴウスキの戦線は崩壊した。
それはすなわち、メングッチの英雄譚に新たな1ページが書き込まれた瞬間だった。
メングッチ 2-0 グロゴウスキ
アンドレア・メングッチ Win!
パソコンの画面を通して向かい合い、MTGアリーナの世界で、世界最高の戦いが始まる。
Game1
メングッチはエスパー、グロゴウスキは青単が選択された。2人共7枚をキープし、先手のグロゴウスキの《プテラマンダー/Pteramander》が開幕を告げる。
《思考消去/Thought Erasure》に《呪文貫き/Spell Pierce》をするか悩むグロゴウスキだが、これを通す。《マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster》を追加戦力として送るが、土地が2枚で止まってしまう。
さらに《マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster》を追加し、クロックがどんどん増えてゆく。メングッチの残りライフは6まで落ち込む。
しかし、メングッチは《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium》で反撃。グロゴウスキは《魔術師の反駁/Wizard’s Retort》を撃つが、これには《否認/Negate》が返され、クロックが一掃される。
メングッチは《薬術師の眼識/Chemister’s Insight》で手札を充実して《アズカンタの探索/Search for Azcanta》を設置。ようやく土地を引いたグロゴウスキは《大嵐のジン/Tempest Djinn》をプレイするが、《吸収/Absorb》される。
《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》をプレイし完全にマウントを取ったメングッチ。グロゴウスキは《セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer》をプレイし《渇望の時/Moment of Craving》は《潜水/Dive Down》は弾き、《執着的探訪/Curious Obsession》でドローを進める。
《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium》には《潜水/Dive Down》、《屈辱/Mortify》には《魔術師の反駁/Wizard’s Retort》。なんとかクロックを守るが、グロゴウスキの手札は0枚になってしまう。《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》の能力で《執着的探訪/Curious Obsession》を剥がすメングッチ。
《波濤牝馬/Surge Mare》を追加したグロゴウスキを《ケイヤの怒り/Kaya’s Wrath》が襲う。手札もクリーチャーも失ったグロゴウスキのアバターが爆発した。
メングッチ 1-0 グロゴウスキ
Game2
白単のメングッチが《徴税人/Tithe Taker》や《ベナリアの軍司令/Benalish Marshal》で攻め立てるが、赤単のグロゴウスキは火力でそれを許さない。
《批判家刺殺/Skewer the Critics》でブロッカーを強引にどかし《ギトゥの溶岩走り/Ghitu Lavarunner》で攻め返すが、メングッチは《徴税人/Tithe Taker》と《ファートリの短角獣/Huatli’s Snubhorn》を追加し、更に次のターンには《敬慕されるロクソドン/Venerated Loxodon》で軍勢を強化する。
グロゴウスキは《遁走する蒸気族/Runaway Steam-Kin》を引くが、時すでに遅し。《軍団の上陸/Legion’s Landing》も追加され、変身するのを火力で邪魔するしかできない。
2枚の《ベナリア史/History of Benalia》がトークンを生み、《不敗の陣形/Unbreakable Formation》で突撃をされると、グロゴウスキの戦線は崩壊した。
それはすなわち、メングッチの英雄譚に新たな1ページが書き込まれた瞬間だった。
メングッチ 2-0 グロゴウスキ
アンドレア・メングッチ Win!
『ラヴニカの献身』が加わったモダン環境で決勝に残ったのは、マイケル・バーネットが駆るイゼット・フェニックスと、ギャル・シュレジンジャーが操る鱗親和だ。バーネットは準決勝で鱗親和を破ってこの席に座っており、デッキの相性的には問題なさそうだ。一方、シュレジンジャーは決勝ラウンドで3ターンキルを決めており、決勝に進んでいることからもわかるとおり“あったまってる”状態だ。果たしてトロフィーをその手に収めるのはどちらだろうか?
Game1
先手はバーネット。《蒸気孔/Steam Vents》タップインでターンを返す。シュレジンジャーは《古きものの活性/Ancient Stirrings》で《搭載歩行機械/Hangarback Walker》を見つけ出す。
《氷の中の存在/Thing in the Ice》がバーネットの第一手だ。一方のシュレジンジャーは《溶接の壺/Welding Jar》と《鋼の監視者/Steel Overseer》を盤面に追加。
2枚目の《氷の中の存在/Thing in the Ice》から《血清の幻視/Serum Visions》につなげるバーネット。2枚目の《鋼の監視者/Steel Overseer》で《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》も合わせてサイズアップを図るシュレジンジャー。
しかしバーネットのドロースペルは途切れることなくつながり、4ターン目にして《目覚めた恐怖/Awoken Horror》が2体盤面に登場する。《弧光のフェニックス/Arclight Phoenix》のオマケ付きだ。
これにはシュレジンジャーもノックアウト。
シュレジンジャー 0-1 バーネット
Game2
《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》で《弧光のフェニックス/Arclight Phoenix》の復活を封じ、2ターン目には《オパールのモックス/Mox Opal》から《搭載歩行機械/Hangarback Walker》と《電結の働き手/Arcbound Worker》と展開するシュレジンジャー。
さらに《電結の働き手/Arcbound Worker》が追加されるが、これには《神々の憤怒/Anger of the Gods》で一掃を図るバーネット。負けじと《電結の働き手/Arcbound Worker》と《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》を繰り出すシュレジンジャーに対し、バーネットは《氷の中の存在/Thing in the Ice》で迎え撃つ。
《四肢切断/Dismember》で《氷の中の存在/Thing in the Ice》を取り除き、じわじわとバーネットのライフを減らしていくシュレジンジャー。しかし《削剥/Abrade》と《稲妻/Lightning Bolt》でシュレジンジャーのクリーチャーは壊滅。一方、バーネットは『ラヴニカの献身』からの新戦力《プテラマンダー/Pteramander》を呼び、“順応”して強力なアタッカーを作り出す。
一気にライフが減り始めたシュレジンジャーはどうにかしたいところだが、航空戦力が止まらない。《弧光のフェニックス/Arclight Phoenix》も続けてプレイされると、シュレジンジャーは右手を差し出した。
シュレジンジャー 0-2 バーネット
マイケル・バーネット Win!
Game1
先手はバーネット。《蒸気孔/Steam Vents》タップインでターンを返す。シュレジンジャーは《古きものの活性/Ancient Stirrings》で《搭載歩行機械/Hangarback Walker》を見つけ出す。
《氷の中の存在/Thing in the Ice》がバーネットの第一手だ。一方のシュレジンジャーは《溶接の壺/Welding Jar》と《鋼の監視者/Steel Overseer》を盤面に追加。
2枚目の《氷の中の存在/Thing in the Ice》から《血清の幻視/Serum Visions》につなげるバーネット。2枚目の《鋼の監視者/Steel Overseer》で《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》も合わせてサイズアップを図るシュレジンジャー。
しかしバーネットのドロースペルは途切れることなくつながり、4ターン目にして《目覚めた恐怖/Awoken Horror》が2体盤面に登場する。《弧光のフェニックス/Arclight Phoenix》のオマケ付きだ。
これにはシュレジンジャーもノックアウト。
シュレジンジャー 0-1 バーネット
Game2
《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》で《弧光のフェニックス/Arclight Phoenix》の復活を封じ、2ターン目には《オパールのモックス/Mox Opal》から《搭載歩行機械/Hangarback Walker》と《電結の働き手/Arcbound Worker》と展開するシュレジンジャー。
さらに《電結の働き手/Arcbound Worker》が追加されるが、これには《神々の憤怒/Anger of the Gods》で一掃を図るバーネット。負けじと《電結の働き手/Arcbound Worker》と《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》を繰り出すシュレジンジャーに対し、バーネットは《氷の中の存在/Thing in the Ice》で迎え撃つ。
《四肢切断/Dismember》で《氷の中の存在/Thing in the Ice》を取り除き、じわじわとバーネットのライフを減らしていくシュレジンジャー。しかし《削剥/Abrade》と《稲妻/Lightning Bolt》でシュレジンジャーのクリーチャーは壊滅。一方、バーネットは『ラヴニカの献身』からの新戦力《プテラマンダー/Pteramander》を呼び、“順応”して強力なアタッカーを作り出す。
一気にライフが減り始めたシュレジンジャーはどうにかしたいところだが、航空戦力が止まらない。《弧光のフェニックス/Arclight Phoenix》も続けてプレイされると、シュレジンジャーは右手を差し出した。
シュレジンジャー 0-2 バーネット
マイケル・バーネット Win!
最初のミシックチャンピオンシップ。そして、最初のミシックチャンピオンシップ優勝者の称号を手に入れられるチャンスは、これが最後。その称号を賭けて、オータム・バーチェットと井川良彦が最後の舞台に立つ。デッキは、バーチェットが青単のアグロデッキ、井川がエスパーカラーのコントロールだ。
Game1
先手はバーチェット。ライブラリーのトップを《選択/Opt》する静かな立ち上がり。2ターン目にも《選択/Opt》するだけ。1マナを立ててターンを返したバーチェットの動きから《呪文貫き/Spell Pierce》をケアして、井川は《アズカンタの探索/Search for Azcanta》をプレイしない。
バーチェットの《大嵐のジン/Tempest Djinn》が《喪心/Cast Down》される。《プテラマンダー/Pteramander》も《吸収/Absorb》しようとするが、これはバーチェットの《呪文貫き/Spell Pierce》で弾かれる。井川は《アズカンタの探索/Search for Azcanta》をプレイするが、土地が止まってしまう。
《プテラマンダー/Pteramander》に《執着的探訪/Curious Obsession》がエンチャントされ、バーチェットにアドバンテージが生まれ始める。井川の《ケイヤの怒り/Kaya’s Wrath》は《否認/Negate》され、《マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster》が戦場に追加される。
なんとか《プテラマンダー/Pteramander》を除去したい井川は前方確認で《思考消去/Thought Erasure》するが、カウンターが3枚ある手札を見て苦笑い。手札の《ケイヤの怒り/Kaya’s Wrath》が泣いている。
結局最後まで、バーチェットの《プテラマンダー/Pteramander》は執着的な探訪を止めなかった。
バーチェット 1-0 井川
Game2
《セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer》スタートのバーチェット。これに《執着的探訪/Curious Obsession》がエンチャントされるのは井川の《思考消去/Thought Erasure》が防いだ。
井川のエンドに《マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster》をプレイして3点のクロックを用意したバーチェット。1ターン我慢して《航路の作成/Chart a Course》で手札を増やし、2マナを残すことを怠らない。
《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium》への《魔術師の反駁/Wizard’s Retort》は《否認/Negate》し、《大嵐のジン/Tempest Djinn》は《ケイヤの怒り/Kaya’s Wrath》で退場。2枚目の《大嵐のジン/Tempest Djinn》に対し井川は《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》で立ち向かう。
《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》を《大嵐のジン/Tempest Djinn》が除去し、代償に《薬術師の眼識/Chemister’s Insight》が井川の手札を増やす。《喪心/Cast Down》を《潜水/Dive Down》でかわそうとするが、これには《吸収/Absorb》だ。
クロックをすべて失ったバーチェットに対し、井川の《アズカンタの探索/Search for Azcanta》は《水没遺跡、アズカンタ/Azcanta, the Sunken Ruin》へと姿を変え、今度は井川の手札が溢れてくる番だ。トドメとばかりに井川が《思考消去/Thought Erasure》を唱えると、ライフが20のままバーチェットはゲームを諦めざるをえなかった。
バーチェット 1-1 井川
Game3
ここからサイドボーディング後の戦いだ。7枚の手札を見て、バーチェットはマリガンを選択した。
《霧まといの川守り/Mist-Cloaked Herald》が2ターン目に登場し、続く《大嵐のジン/Tempest Djinn》は《喪心/Cast Down》される。
そこに降り立つ《オルゾフの簒奪者、ケイヤ/Kaya, Orzhov Usurper》! 《霧まといの川守り/Mist-Cloaked Herald》を除去する。一度盤面はまっさらに。
《思考消去/Thought Erasure》には《否認/Negate》を一度は合わせるが、2枚目の《思考消去/Thought Erasure》がバーチェットを襲う。安全確認の後の《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》が井川の手札を増やす。《プテラマンダー/Pteramander》には《喪心/Cast Down》が飛び、バーチェットの場には《セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer》が残る。《オルゾフの簒奪者、ケイヤ/Kaya, Orzhov Usurper》の能力を《潜水/Dive Down》で守る。
井川の次の矢は《正気泥棒/Thief of Sanity》だ。バーチェットは《執着的探訪/Curious Obsession》への《屈辱/Mortify》を《否認/Negate》し、《セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer》で《オルゾフの簒奪者、ケイヤ/Kaya, Orzhov Usurper》の忠誠値を減らしにかかるが、簡単に《オルゾフの簒奪者、ケイヤ/Kaya, Orzhov Usurper》は倒れてはくれない。《正気泥棒/Thief of Sanity》がアタックを始め、ライフが減り始めたのは今度はバーチェットの方だ。
《人質取り/Hostage Taker》で《セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer》を奪われたバーチェットはカードを片付けた。
バーチェット 1-2 井川
井川が初代ミシックチャンピオンシップ王者へ王手をかけた。
Game4
2ターン目のエンドに《マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster》をプレイし殴り始めるバーチェット。井川は《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium》をプレイするが、これは《潜水/Dive Down》でかわされる。
《セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer》に対し《人質取り/Hostage Taker》で対応しようとしたが、これには《本質の把捉/Essence Capture》が唱えられ、《マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster》が成長するのと同時に守られる。
井川はクロックを減らそうと《屈辱/Mortify》を唱えるが、これは《セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer》で守られ、3点のクロックが残る。
さらなる《屈辱/Mortify》にもバーチェットは《否認/Negate》。しかし《思考消去/Thought Erasure》でバーチェットの3枚の手札から《マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster》を抜き去り、三度の《屈辱/Mortify》。バーチェットはクリーチャーをすべて失う。
《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer》を唱える井川。バーチェットは《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》で耐える。《霧まといの川守り/Mist-Cloaked Herald》から《航路の作成/Chart a Course》で手札を増やし、井川の除去の嵐に備える。
《正気泥棒/Thief of Sanity》に《本質の把捉/Essence Capture》。《最古再誕/The Eldest Reborn》には《呪文貫き/Spell Pierce》。クロックをバーチェットは大事に守る。井川の残りライフは3だ。
《プテラマンダー/Pteramander》《プテラマンダー/Pteramander》《セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer》と一挙展開し、《ケイヤの怒り/Kaya’s Wrath》がないことを祈るバーチェット。井川は《強迫/Duress》を唱え、バーチェットは最後の守りである《セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer》を生贄に捧げる。
井川が4マナをタップして公開した最後の手札は……《島/Island》だった。
バーチェット 2-2 井川
勝負の行方は最終戦へともつれ込んだ。
Game5
最終戦、マリガンはなし。《プテラマンダー/Pteramander》が勝負の開始を告げる。
2枚目のアタッカーとなる《マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster》をエンドにプレイするバーチェット。井川の対応は無し。アタックを一度受け、エンドに《喪心/Cast Down》で《マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster》は退場。
4ターン目、初手からもっていた《執着的探訪/Curious Obsession》をエンチャントするバーチェット。井川に対応はなく、《薬術師の眼識/Chemister’s Insight》で手札を整えるのみ。
5ターン目、《正気泥棒/Thief of Sanity》をプレイする井川。これは《本質の把捉/Essence Capture》で場に出ることを許されない。続けて《喪心/Cast Down》するが、これは《潜水/Dive Down》で逃げられる。
《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer》は《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》てまたも登場を許されない。《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》は《否認/Negate》される。
バーチェットは重要な《選択/Opt》を迫られるが、《セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer》を追加する。
《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium》で《セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer》を除去し、《正気泥棒/Thief of Sanity》が降り立つが、ブロックには参加せず、井川の残りライフは2。
バーチェットは落ち着いてターンを返す。
井川の《ケイヤの怒り/Kaya’s Wrath》。
バーチェットは落ち着いて《魔術師の反駁/Wizard’s Retort》。
井川の《オルゾフの簒奪者、ケイヤ/Kaya, Orzhov Usurper》。
バーチェットは落ち着いて《呪文貫き/Spell Pierce》。
井川は大きなモーションで握手を求めた。
バーチェット 3-2 井川
初代ミシックチャンピオンシップ王者はオータム・バーチェット!!! おめでとうバーチェット!
オータム・バーチェット Win!
Game1
先手はバーチェット。ライブラリーのトップを《選択/Opt》する静かな立ち上がり。2ターン目にも《選択/Opt》するだけ。1マナを立ててターンを返したバーチェットの動きから《呪文貫き/Spell Pierce》をケアして、井川は《アズカンタの探索/Search for Azcanta》をプレイしない。
バーチェットの《大嵐のジン/Tempest Djinn》が《喪心/Cast Down》される。《プテラマンダー/Pteramander》も《吸収/Absorb》しようとするが、これはバーチェットの《呪文貫き/Spell Pierce》で弾かれる。井川は《アズカンタの探索/Search for Azcanta》をプレイするが、土地が止まってしまう。
《プテラマンダー/Pteramander》に《執着的探訪/Curious Obsession》がエンチャントされ、バーチェットにアドバンテージが生まれ始める。井川の《ケイヤの怒り/Kaya’s Wrath》は《否認/Negate》され、《マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster》が戦場に追加される。
なんとか《プテラマンダー/Pteramander》を除去したい井川は前方確認で《思考消去/Thought Erasure》するが、カウンターが3枚ある手札を見て苦笑い。手札の《ケイヤの怒り/Kaya’s Wrath》が泣いている。
結局最後まで、バーチェットの《プテラマンダー/Pteramander》は執着的な探訪を止めなかった。
バーチェット 1-0 井川
Game2
《セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer》スタートのバーチェット。これに《執着的探訪/Curious Obsession》がエンチャントされるのは井川の《思考消去/Thought Erasure》が防いだ。
井川のエンドに《マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster》をプレイして3点のクロックを用意したバーチェット。1ターン我慢して《航路の作成/Chart a Course》で手札を増やし、2マナを残すことを怠らない。
《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium》への《魔術師の反駁/Wizard’s Retort》は《否認/Negate》し、《大嵐のジン/Tempest Djinn》は《ケイヤの怒り/Kaya’s Wrath》で退場。2枚目の《大嵐のジン/Tempest Djinn》に対し井川は《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》で立ち向かう。
《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》を《大嵐のジン/Tempest Djinn》が除去し、代償に《薬術師の眼識/Chemister’s Insight》が井川の手札を増やす。《喪心/Cast Down》を《潜水/Dive Down》でかわそうとするが、これには《吸収/Absorb》だ。
クロックをすべて失ったバーチェットに対し、井川の《アズカンタの探索/Search for Azcanta》は《水没遺跡、アズカンタ/Azcanta, the Sunken Ruin》へと姿を変え、今度は井川の手札が溢れてくる番だ。トドメとばかりに井川が《思考消去/Thought Erasure》を唱えると、ライフが20のままバーチェットはゲームを諦めざるをえなかった。
バーチェット 1-1 井川
Game3
ここからサイドボーディング後の戦いだ。7枚の手札を見て、バーチェットはマリガンを選択した。
《霧まといの川守り/Mist-Cloaked Herald》が2ターン目に登場し、続く《大嵐のジン/Tempest Djinn》は《喪心/Cast Down》される。
そこに降り立つ《オルゾフの簒奪者、ケイヤ/Kaya, Orzhov Usurper》! 《霧まといの川守り/Mist-Cloaked Herald》を除去する。一度盤面はまっさらに。
《思考消去/Thought Erasure》には《否認/Negate》を一度は合わせるが、2枚目の《思考消去/Thought Erasure》がバーチェットを襲う。安全確認の後の《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》が井川の手札を増やす。《プテラマンダー/Pteramander》には《喪心/Cast Down》が飛び、バーチェットの場には《セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer》が残る。《オルゾフの簒奪者、ケイヤ/Kaya, Orzhov Usurper》の能力を《潜水/Dive Down》で守る。
井川の次の矢は《正気泥棒/Thief of Sanity》だ。バーチェットは《執着的探訪/Curious Obsession》への《屈辱/Mortify》を《否認/Negate》し、《セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer》で《オルゾフの簒奪者、ケイヤ/Kaya, Orzhov Usurper》の忠誠値を減らしにかかるが、簡単に《オルゾフの簒奪者、ケイヤ/Kaya, Orzhov Usurper》は倒れてはくれない。《正気泥棒/Thief of Sanity》がアタックを始め、ライフが減り始めたのは今度はバーチェットの方だ。
《人質取り/Hostage Taker》で《セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer》を奪われたバーチェットはカードを片付けた。
バーチェット 1-2 井川
井川が初代ミシックチャンピオンシップ王者へ王手をかけた。
Game4
2ターン目のエンドに《マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster》をプレイし殴り始めるバーチェット。井川は《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium》をプレイするが、これは《潜水/Dive Down》でかわされる。
《セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer》に対し《人質取り/Hostage Taker》で対応しようとしたが、これには《本質の把捉/Essence Capture》が唱えられ、《マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster》が成長するのと同時に守られる。
井川はクロックを減らそうと《屈辱/Mortify》を唱えるが、これは《セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer》で守られ、3点のクロックが残る。
さらなる《屈辱/Mortify》にもバーチェットは《否認/Negate》。しかし《思考消去/Thought Erasure》でバーチェットの3枚の手札から《マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster》を抜き去り、三度の《屈辱/Mortify》。バーチェットはクリーチャーをすべて失う。
《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer》を唱える井川。バーチェットは《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》で耐える。《霧まといの川守り/Mist-Cloaked Herald》から《航路の作成/Chart a Course》で手札を増やし、井川の除去の嵐に備える。
《正気泥棒/Thief of Sanity》に《本質の把捉/Essence Capture》。《最古再誕/The Eldest Reborn》には《呪文貫き/Spell Pierce》。クロックをバーチェットは大事に守る。井川の残りライフは3だ。
《プテラマンダー/Pteramander》《プテラマンダー/Pteramander》《セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer》と一挙展開し、《ケイヤの怒り/Kaya’s Wrath》がないことを祈るバーチェット。井川は《強迫/Duress》を唱え、バーチェットは最後の守りである《セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer》を生贄に捧げる。
井川が4マナをタップして公開した最後の手札は……《島/Island》だった。
バーチェット 2-2 井川
勝負の行方は最終戦へともつれ込んだ。
Game5
最終戦、マリガンはなし。《プテラマンダー/Pteramander》が勝負の開始を告げる。
2枚目のアタッカーとなる《マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster》をエンドにプレイするバーチェット。井川の対応は無し。アタックを一度受け、エンドに《喪心/Cast Down》で《マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster》は退場。
4ターン目、初手からもっていた《執着的探訪/Curious Obsession》をエンチャントするバーチェット。井川に対応はなく、《薬術師の眼識/Chemister’s Insight》で手札を整えるのみ。
5ターン目、《正気泥棒/Thief of Sanity》をプレイする井川。これは《本質の把捉/Essence Capture》で場に出ることを許されない。続けて《喪心/Cast Down》するが、これは《潜水/Dive Down》で逃げられる。
《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer》は《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》てまたも登場を許されない。《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》は《否認/Negate》される。
バーチェットは重要な《選択/Opt》を迫られるが、《セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer》を追加する。
《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium》で《セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer》を除去し、《正気泥棒/Thief of Sanity》が降り立つが、ブロックには参加せず、井川の残りライフは2。
バーチェットは落ち着いてターンを返す。
井川の《ケイヤの怒り/Kaya’s Wrath》。
バーチェットは落ち着いて《魔術師の反駁/Wizard’s Retort》。
井川の《オルゾフの簒奪者、ケイヤ/Kaya, Orzhov Usurper》。
バーチェットは落ち着いて《呪文貫き/Spell Pierce》。
井川は大きなモーションで握手を求めた。
バーチェット 3-2 井川
初代ミシックチャンピオンシップ王者はオータム・バーチェット!!! おめでとうバーチェット!
オータム・バーチェット Win!
プロツアーを白ウィニーが席巻した翌週のグランプリ・ミルウォーキーの決勝は、エイドリアン・サリバンのジェスカイ・コントロールと、ブライアン・リンのゴルガリ・ミッドレンジの争いとなった。白ウィニーがトップ8にひとりしかいないことを考えると、予選ラウンドで白ウィニーを蹴散らしてきたのは想像に難くない。長期戦も辞さない二つのデッキ。勝つのはどっちだ?
Game1
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》スタートのリン。2ターン目には《翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger》と好スタートだ。サリバンは《選択/Opt》するだけ。
追加の戦力として《探求者の従者/Seekers’ Squire》が登場。しかしこれをサリバンは《轟音のクラリオン/Deafening Clarion》で一掃。リンも負けじと《採取/Find》から《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》を再度展開。次のターンには《殺戮の暴君/Carnage Tyrant》が登場だ。
《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》がサリバンの場に登場するが、これは《殺戮の暴君/Carnage Tyrant》の餌食に。続けて《翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger》を2連打。リンは戦力を回復させていく。
《奇怪なドレイク/Enigma Drake》を場に出し、《貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra》から《イオン化/Ionize》で守るサリバン。《翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger》と《奇怪なドレイク/Enigma Drake》が相打ちし、サリバンの残りライフは7。
サリバンはギルドランドをショックインしライフを減らしながらも《パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun》を叩きつける。サリバンのデッキはこのカードが4枚入っているのが特徴だ。フルアタックを《潜水/Dive Down》を使って《パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun》のタフネスを上げて耐える。
返す刀で《パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun》でアタックし、全力の《発破/Explosion》を撃ち込むと、先にライフがゼロになったのはなんとリンのほうだった。
リン 0-1 サリバン
Game2
1マリガンに見舞われたサリバンの手札をリンの《強迫/Duress》が暴く。土地が1枚しかない手札から《宝物の地図/Treasure Map》を落とし、自身は《野茂み歩き/Wildgrowth Walker》をプレイ。
さらに《マーフォークの枝渡り/Merfolk Branchwalker》と《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》を追加するが、これは《轟音のクラリオン/Deafening Clarion》の餌食に。
しかし《殺戮の暴君/Carnage Tyrant》がリンの場に登場。ここにきてようやく5マナ目として青マナを引き当てたサリバンは《浄化の輝き/Cleansing Nova》で一掃。リンも《採取/Find》から《マーフォークの枝渡り/Merfolk Branchwalker》と喰らいつく。しかしサリバンの場には《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》が登場。
《マーフォークの枝渡り/Merfolk Branchwalker》でサリバンの《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》の忠誠度を削り、《殺戮の暴君/Carnage Tyrant》で攻め立てる。サリバンは《宝物の地図/Treasure Map》を追加。《強迫/Duress》で《残骸の漂着/Settle the Wreckage》があることを知っているリンは《マーフォークの枝渡り/Merfolk Branchwalker》だけで攻撃し、《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》を墓地に置くことに成功。続けて《ビビアン・リード/Vivien Reid》をプレイ。これが通り、《宝物の地図/Treasure Map》も墓地に。
これでリン有利かと思いきや、《絶滅の星/Star of Extinction》で盤面が一掃される。リンも《殺戮の暴君/Carnage Tyrant》をトップデッキするが、サリバンは2枚目の《絶滅の星/Star of Extinction》でこれも除去。《宝物の地図/Treasure Map》も追加する。
リンは再びの《殺戮の暴君/Carnage Tyrant》をプレイするが、サリバンは《轟音のクラリオン/Deafening Clarion》と《発展/Expansion》の合わせ技で除去し耐える。
《翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger》と《破滅を囁くもの/Doom Whisperer》を追加するが、サリバンの場には《パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun》と《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》が並ぶ。《宝物の地図/Treasure Map》が《宝物の入り江/Treasure Cove》に変身しアドバンテージを生み出し、《溶岩コイル/Lava Coil》が《パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun》との合わせ技で《破滅を囁くもの/Doom Whisperer》を追放する。手札の枚数は0枚と6枚だ。
リンも《採取/Find》からの《殺戮の暴君/Carnage Tyrant》で追いすがるが、Game1のリプレイを見るかのような《発破/Explosion》がサリバンの優勝を決めた。
リン 0-2 サリバン
エイドリアン・サリバン Win!
Game1
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》スタートのリン。2ターン目には《翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger》と好スタートだ。サリバンは《選択/Opt》するだけ。
追加の戦力として《探求者の従者/Seekers’ Squire》が登場。しかしこれをサリバンは《轟音のクラリオン/Deafening Clarion》で一掃。リンも負けじと《採取/Find》から《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》を再度展開。次のターンには《殺戮の暴君/Carnage Tyrant》が登場だ。
《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》がサリバンの場に登場するが、これは《殺戮の暴君/Carnage Tyrant》の餌食に。続けて《翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger》を2連打。リンは戦力を回復させていく。
《奇怪なドレイク/Enigma Drake》を場に出し、《貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra》から《イオン化/Ionize》で守るサリバン。《翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger》と《奇怪なドレイク/Enigma Drake》が相打ちし、サリバンの残りライフは7。
サリバンはギルドランドをショックインしライフを減らしながらも《パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun》を叩きつける。サリバンのデッキはこのカードが4枚入っているのが特徴だ。フルアタックを《潜水/Dive Down》を使って《パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun》のタフネスを上げて耐える。
返す刀で《パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun》でアタックし、全力の《発破/Explosion》を撃ち込むと、先にライフがゼロになったのはなんとリンのほうだった。
リン 0-1 サリバン
Game2
1マリガンに見舞われたサリバンの手札をリンの《強迫/Duress》が暴く。土地が1枚しかない手札から《宝物の地図/Treasure Map》を落とし、自身は《野茂み歩き/Wildgrowth Walker》をプレイ。
さらに《マーフォークの枝渡り/Merfolk Branchwalker》と《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》を追加するが、これは《轟音のクラリオン/Deafening Clarion》の餌食に。
しかし《殺戮の暴君/Carnage Tyrant》がリンの場に登場。ここにきてようやく5マナ目として青マナを引き当てたサリバンは《浄化の輝き/Cleansing Nova》で一掃。リンも《採取/Find》から《マーフォークの枝渡り/Merfolk Branchwalker》と喰らいつく。しかしサリバンの場には《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》が登場。
《マーフォークの枝渡り/Merfolk Branchwalker》でサリバンの《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》の忠誠度を削り、《殺戮の暴君/Carnage Tyrant》で攻め立てる。サリバンは《宝物の地図/Treasure Map》を追加。《強迫/Duress》で《残骸の漂着/Settle the Wreckage》があることを知っているリンは《マーフォークの枝渡り/Merfolk Branchwalker》だけで攻撃し、《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》を墓地に置くことに成功。続けて《ビビアン・リード/Vivien Reid》をプレイ。これが通り、《宝物の地図/Treasure Map》も墓地に。
これでリン有利かと思いきや、《絶滅の星/Star of Extinction》で盤面が一掃される。リンも《殺戮の暴君/Carnage Tyrant》をトップデッキするが、サリバンは2枚目の《絶滅の星/Star of Extinction》でこれも除去。《宝物の地図/Treasure Map》も追加する。
リンは再びの《殺戮の暴君/Carnage Tyrant》をプレイするが、サリバンは《轟音のクラリオン/Deafening Clarion》と《発展/Expansion》の合わせ技で除去し耐える。
《翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger》と《破滅を囁くもの/Doom Whisperer》を追加するが、サリバンの場には《パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun》と《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》が並ぶ。《宝物の地図/Treasure Map》が《宝物の入り江/Treasure Cove》に変身しアドバンテージを生み出し、《溶岩コイル/Lava Coil》が《パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun》との合わせ技で《破滅を囁くもの/Doom Whisperer》を追放する。手札の枚数は0枚と6枚だ。
リンも《採取/Find》からの《殺戮の暴君/Carnage Tyrant》で追いすがるが、Game1のリプレイを見るかのような《発破/Explosion》がサリバンの優勝を決めた。
リン 0-2 サリバン
エイドリアン・サリバン Win!
グランプリ・アトランタの決勝は、ピオトル・グロゴウスキのKCIとペイヨン・ジェンのバント・スピリットの戦いとなった。
Game1
《霊気の薬瓶/AEther Vial》と《彩色の宝球/Chromatic Sphere》を置き合う1ターン目。1マナのアーティファクトながら、その用途はまったく別だ。2ターン目にジェンは《至高の幻影/Supreme Phantom》をプレイする。
グロゴウスキは早速《彩色の宝球/Chromatic Sphere》からマナを出し《古きものの活性/Ancient Stirrings》で手札を整える。ターン終了時に《霊気の薬瓶/AEther Vial》から《貴族の教主/Noble Hierarch》が登場、賛美された《至高の幻影/Supreme Phantom》で2点のアタックだ。
《精神石/Mind Stone》が《呪文捕らえ/Spell Queller》され、クロックが増やされつつ手が遅らされるグロゴウスキ。2枚目の《古きものの活性/Ancient Stirrings》をプレイするも、お望みのものはなかったようで早々にサイドボードを始めた。
グロゴウスキ 0-1 ジェン
Game2
Game1を落としたグロゴウスキだが、マリガンスタートに見舞われ、《彩色の星/Chromatic Star》からスタートだ。対するジェンは《貴族の教主/Noble Hierarch》というグッドスタート。
《彩色の星/Chromatic Star》と《古きものの活性/Ancient Stirrings》で《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》を見つけ、2枚目の《彩色の星/Chromatic Star》につなぐグロゴウスキ。しかしジェンの場には《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》が。
グロゴウスキは《屑鉄さらい/Scrap Trawler》をプレイしターンを返す。ジェンは《無私の霊魂/Selfless Spirit》を追加し《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》でアタック。そしてキラーカードの《石のような静寂/Stony Silence》!
《クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks》が場に出るが、これは文字通りの置物だ。《秋の騎士/Knight of Autumn》と《幻影の像/Phantasmal Image》で《屑鉄さらい/Scrap Trawler》と《クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks》を叩き割りつつ一気にクロックを増加させると、グロゴウスキは右手を差し出した。
グロゴウスキ 0-2 ジェン
ペイヨン・ジェン Win!
Grand Prix Atlanta 2018 Round10: 高橋優太 vs 井川良彦
https://keiga.diarynote.jp/201811050549474233/
Game1
《霊気の薬瓶/AEther Vial》と《彩色の宝球/Chromatic Sphere》を置き合う1ターン目。1マナのアーティファクトながら、その用途はまったく別だ。2ターン目にジェンは《至高の幻影/Supreme Phantom》をプレイする。
グロゴウスキは早速《彩色の宝球/Chromatic Sphere》からマナを出し《古きものの活性/Ancient Stirrings》で手札を整える。ターン終了時に《霊気の薬瓶/AEther Vial》から《貴族の教主/Noble Hierarch》が登場、賛美された《至高の幻影/Supreme Phantom》で2点のアタックだ。
《精神石/Mind Stone》が《呪文捕らえ/Spell Queller》され、クロックが増やされつつ手が遅らされるグロゴウスキ。2枚目の《古きものの活性/Ancient Stirrings》をプレイするも、お望みのものはなかったようで早々にサイドボードを始めた。
グロゴウスキ 0-1 ジェン
Game2
Game1を落としたグロゴウスキだが、マリガンスタートに見舞われ、《彩色の星/Chromatic Star》からスタートだ。対するジェンは《貴族の教主/Noble Hierarch》というグッドスタート。
《彩色の星/Chromatic Star》と《古きものの活性/Ancient Stirrings》で《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》を見つけ、2枚目の《彩色の星/Chromatic Star》につなぐグロゴウスキ。しかしジェンの場には《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》が。
グロゴウスキは《屑鉄さらい/Scrap Trawler》をプレイしターンを返す。ジェンは《無私の霊魂/Selfless Spirit》を追加し《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》でアタック。そしてキラーカードの《石のような静寂/Stony Silence》!
《クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks》が場に出るが、これは文字通りの置物だ。《秋の騎士/Knight of Autumn》と《幻影の像/Phantasmal Image》で《屑鉄さらい/Scrap Trawler》と《クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks》を叩き割りつつ一気にクロックを増加させると、グロゴウスキは右手を差し出した。
グロゴウスキ 0-2 ジェン
ペイヨン・ジェン Win!
Grand Prix Atlanta 2018 Round10: 高橋優太 vs 井川良彦
https://keiga.diarynote.jp/201811050549474233/
アトランタの地で日本人対決が実現。高橋優太と井川良彦が1敗同士でぶつかった。操るのは、高橋が青黒フェアリー、井川がウルザトロンだ。
Game1
先手で文句なくキープを宣言した高橋に対し、井川は悩んだ末にマリガンを選択する。
高橋の《苦花/Bitterblossom》が2ターン目に咲く。井川は《探検の地図/Expedition Map》からウルザランドを3ターン目に揃える。が、これを許せるはずもなく、《廃墟の地/Field of Ruin》で《ウルザの塔/Urza’s Tower》を破壊する高橋。
井川が《森の占術/Sylvan Scrying》で再びウルザランドを揃えた。と思いきや、高橋も2枚目の《廃墟の地/Field of Ruin》でさらにターンを遅らせる。
《忘却石/Oblivion Stone》を置く井川。高橋は《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》も含めてフルアタックを浴びせる。とにかく速くライフを削り切るしかない。
だが、井川のウルザランドがついに揃ってしまう。手始めに《歩行バリスタ/Walking Ballista》をX=4でプレイ。これは《致命的な一押し/Fatal Push》で退場させられるが、フェアリートークンが砲撃の的となる。
《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》が盤面に叩きつけられると、高橋は笑いながらサイドボーディングを始めた。
高橋 0-1 井川
Game2
高橋の2ターン目の《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》でゲームが開幕。《森の占術/Sylvan Scrying》を落とすが、残りの手札に《殺戮の暴君/Carnage Tyrant》が見えてしまいこれには高橋も内心穏やかではないだろう。
しかし3ターン目に《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》が登場。出番の遠そうな《殺戮の暴君/Carnage Tyrant》とは一旦オサラバだ。井川は《古きものの活性/Ancient Stirrings》から《探検の地図/Expedition Map》を見つける。
《廃墟の地/Field of Ruin》を構えてターンを返す高橋。まずは《古きものの活性/Ancient Stirrings》。これで《ウルザの塔/Urza’s Tower》がめくれ、ウルザランドが揃ってしまう。高橋はすでに墓地に一枚落ちている《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant》を割り、井川はそれにスタックして《探検の地図/Expedition Map》を起動し新たな《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant》を手札に加える。が、ここで高橋の必殺の《外科的摘出/Surgical Extraction》! 井川のウルザランドは永久に揃わなくなってしまう。
《スラーグ牙/Thragtusk》を《謎めいた命令/Cryptic Command》でカウンターし、《苦花/Bitterblossom》を追加して万全の高橋。《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》の奥義の起動が宣言されると、今度カードを片付けるのは井川の番だった。
高橋 1-1 井川
Game3
お互いのマリガンで始まる3本目。井川の2ターン目の《森の占術/Sylvan Scrying》を《呪文貫き/Spell Pierce》し、《苦花/Bitterblossom》を咲かせる高橋。しかし、井川は《古きものの活性/Ancient Stirrings》から《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant》を見つけウルザランドが揃ってしまう。
高橋は自身のメインフェイズに《廃墟の地/Field of Ruin》でこの《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant》を破壊。なにも行動のない井川に対し《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》を突きつけ“検閲”を行なうが、返しの井川は5マナから《スラーグ牙/Thragtusk》。
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》の《渦まく知識/Brainstorm》で回答を探すが、出てしまった《スラーグ牙/Thragtusk》がどうしようもない。《森の占術/Sylvan Scrying》は《謎めいた命令/Cryptic Command》で打ち消すが、《歩行バリスタ/Walking Ballista》が通ってしまい、ブロックで《スラーグ牙/Thragtusk》を落とすチャンスも失ってしまう。仕方なく3体のフェアリーで《スラーグ牙/Thragtusk》をブロックし、《歩行バリスタ/Walking Ballista》と相打ちのような状態に。
《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》を追加する高橋。《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》で《忘却石/Oblivion Stone》と《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》という手札を“ステイ”し、《スラーグ牙/Thragtusk》と《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》が相打ちに。《忘却石/Oblivion Stone》が場に登場する。
《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》で《謎めいた命令/Cryptic Command》を再利用し、《忘却石/Oblivion Stone》を一旦バウンスする高橋。このまま押し切るべく、さらに《廃墟の地/Field of Ruin》を追加する。井川のドロー後にこれを起動、井川は《忘却石/Oblivion Stone》を起動するしかない。
しかし、高橋は2枚目の《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をもっていた。《渦まく知識/Brainstorm》でこれまた2枚目の《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》が登場、さらに《外科的摘出/Surgical Extraction》でライブラリーが刻まれると、井川のセコンドからタオルが投げられた。
高橋 2-1 井川
高橋優太 Win!
Grand Prix Atlanta 2018 Finals: Piotr Glogowski vs Peiyuan Zheng
https://keiga.diarynote.jp/201811050952234963/
Game1
先手で文句なくキープを宣言した高橋に対し、井川は悩んだ末にマリガンを選択する。
高橋の《苦花/Bitterblossom》が2ターン目に咲く。井川は《探検の地図/Expedition Map》からウルザランドを3ターン目に揃える。が、これを許せるはずもなく、《廃墟の地/Field of Ruin》で《ウルザの塔/Urza’s Tower》を破壊する高橋。
井川が《森の占術/Sylvan Scrying》で再びウルザランドを揃えた。と思いきや、高橋も2枚目の《廃墟の地/Field of Ruin》でさらにターンを遅らせる。
《忘却石/Oblivion Stone》を置く井川。高橋は《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》も含めてフルアタックを浴びせる。とにかく速くライフを削り切るしかない。
だが、井川のウルザランドがついに揃ってしまう。手始めに《歩行バリスタ/Walking Ballista》をX=4でプレイ。これは《致命的な一押し/Fatal Push》で退場させられるが、フェアリートークンが砲撃の的となる。
《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》が盤面に叩きつけられると、高橋は笑いながらサイドボーディングを始めた。
高橋 0-1 井川
Game2
高橋の2ターン目の《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》でゲームが開幕。《森の占術/Sylvan Scrying》を落とすが、残りの手札に《殺戮の暴君/Carnage Tyrant》が見えてしまいこれには高橋も内心穏やかではないだろう。
しかし3ターン目に《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》が登場。出番の遠そうな《殺戮の暴君/Carnage Tyrant》とは一旦オサラバだ。井川は《古きものの活性/Ancient Stirrings》から《探検の地図/Expedition Map》を見つける。
《廃墟の地/Field of Ruin》を構えてターンを返す高橋。まずは《古きものの活性/Ancient Stirrings》。これで《ウルザの塔/Urza’s Tower》がめくれ、ウルザランドが揃ってしまう。高橋はすでに墓地に一枚落ちている《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant》を割り、井川はそれにスタックして《探検の地図/Expedition Map》を起動し新たな《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant》を手札に加える。が、ここで高橋の必殺の《外科的摘出/Surgical Extraction》! 井川のウルザランドは永久に揃わなくなってしまう。
《スラーグ牙/Thragtusk》を《謎めいた命令/Cryptic Command》でカウンターし、《苦花/Bitterblossom》を追加して万全の高橋。《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》の奥義の起動が宣言されると、今度カードを片付けるのは井川の番だった。
高橋 1-1 井川
Game3
お互いのマリガンで始まる3本目。井川の2ターン目の《森の占術/Sylvan Scrying》を《呪文貫き/Spell Pierce》し、《苦花/Bitterblossom》を咲かせる高橋。しかし、井川は《古きものの活性/Ancient Stirrings》から《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant》を見つけウルザランドが揃ってしまう。
高橋は自身のメインフェイズに《廃墟の地/Field of Ruin》でこの《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant》を破壊。なにも行動のない井川に対し《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》を突きつけ“検閲”を行なうが、返しの井川は5マナから《スラーグ牙/Thragtusk》。
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》の《渦まく知識/Brainstorm》で回答を探すが、出てしまった《スラーグ牙/Thragtusk》がどうしようもない。《森の占術/Sylvan Scrying》は《謎めいた命令/Cryptic Command》で打ち消すが、《歩行バリスタ/Walking Ballista》が通ってしまい、ブロックで《スラーグ牙/Thragtusk》を落とすチャンスも失ってしまう。仕方なく3体のフェアリーで《スラーグ牙/Thragtusk》をブロックし、《歩行バリスタ/Walking Ballista》と相打ちのような状態に。
《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》を追加する高橋。《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》で《忘却石/Oblivion Stone》と《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》という手札を“ステイ”し、《スラーグ牙/Thragtusk》と《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》が相打ちに。《忘却石/Oblivion Stone》が場に登場する。
《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》で《謎めいた命令/Cryptic Command》を再利用し、《忘却石/Oblivion Stone》を一旦バウンスする高橋。このまま押し切るべく、さらに《廃墟の地/Field of Ruin》を追加する。井川のドロー後にこれを起動、井川は《忘却石/Oblivion Stone》を起動するしかない。
しかし、高橋は2枚目の《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をもっていた。《渦まく知識/Brainstorm》でこれまた2枚目の《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》が登場、さらに《外科的摘出/Surgical Extraction》でライブラリーが刻まれると、井川のセコンドからタオルが投げられた。
高橋 2-1 井川
高橋優太 Win!
Grand Prix Atlanta 2018 Finals: Piotr Glogowski vs Peiyuan Zheng
https://keiga.diarynote.jp/201811050952234963/
世界最強を決める戦いは、赤黒アグロを巧みに操る二人によって争われる。ハビエル・ドミンゲスとグジェゴジュ・コヴァルスキ。チャンピオントロフィーを挟んで行なわれる、環境の王者たるデッキ同士のぶつかり合いだ。
Game1
決勝の開幕はドミンゲスの《キランの真意号/Heart of Kiran》だ。コヴァルスキは《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》で返す。
ドミンゲスも《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》でお返しし、彼をパイロットとする《キランの真意号/Heart of Kiran》がコヴァルスキのライフを削る。殴られてばかりはいられないと《ピア・ナラー/Pia Nalaar》を追加し、《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》をレッドゾーンに送るコヴァルスキ。
4ターン目のドミンゲス。悩んだ表情から《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》をプレイし、マナを出し《削剥/Abrade》を《ピア・ナラー/Pia Nalaar》に。《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》が搭乗した《キランの真意号/Heart of Kiran》と《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》のアタックが通り、コヴァルスキの残りライフは一気に9に。
コヴァルスキは《ボーマットの急使/Bomat Courier》を追加し、《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》に全員でアタックする。《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》は《キランの真意号/Heart of Kiran》に搭乗し飛行機械をブロックするが、《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》の忠誠値は0になり、《キランの真意号/Heart of Kiran》は《木端/Cut》で除去される
ここでドミンゲスがプレイしたのは《栄光をもたらすもの/Glorybringer》。即座にアタックしコヴァルスキの残りライフは2。
コヴァルスキは《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》のみでアタックし、《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》をプレイ。2マナを出し《木端/Cut》で《栄光をもたらすもの/Glorybringer》を取り除く。
しかしドミンゲスがトップデッキしたのは《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》。ブロッカーが全て吹き飛ばされ、《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》のアタックでコヴァルスキのライフはゼロを割った。
ドミンゲス 1-0 コヴァルスキ
Game2
後手のドミンゲスの《ボーマットの急使/Bomat Courier》が走り出す。続けて《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider》をプレイするが、これには《削剥/Abrade》。
《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》で《ボーマットの急使/Bomat Courier》を除去するコヴァルスキ。この《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》は《木端/Cut》で対処されるが、《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》のマナから《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider》でお返しする。
ドミンゲスも《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》を戦場に追加するが、これには《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》の4点と《木端/Cut》で処理されてしまう。
ドミンゲスは《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》の2枚目を追加する。試合は消耗戦の様相を呈してきた。
《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》で《ピア・ナラー/Pia Nalaar》がめくれ、コヴァルスキはこれを戦線に追加。ドミンゲスは《マグマのしぶき/Magma Spray》を飛行機械に撃ち込み《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》で《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》を撃墜。代わりに自分の場に《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》を着地させ、4点火力で《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider》を対処。
コヴァルスキも《ピア・ナラー/Pia Nalaar》で《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》を落とす。ドミンゲスは《ボーマットの急使/Bomat Courier》を追加し、《ボーマットの急使/Bomat Courier》だけでアタック。続けて《キランの真意号/Heart of Kiran》を追加する。
《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》のアタックを《キランの真意号/Heart of Kiran》で受け止めるドミンゲス。《ピア・ナラー/Pia Nalaar》の能力が使われこの2枚は相打ちに。
ドミンゲスの《ボーマットの急使/Bomat Courier》の貯金箱を開いてみると、そこには《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》が! この神をどうにかする手段をコヴァルスキはもっていない。
《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》と《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》をレッドゾーンに送るドミンゲス。《削剥/Abrade》で《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》墓地に送り、《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》で復活を阻止する。
《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》を追加し、《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》でアタックするドミンゲス。ここがチャンスと《ピア・ナラー/Pia Nalaar》を追加し、《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》を復活させ即《ピア・ナラー/Pia Nalaar》のブロック禁止能力を使いフルアタックする。ドミンゲスの残りライフは一気に危険水域に突入。
ドミンゲスもフルアタックを敢行。コヴァルスキは《ピア・ナラー/Pia Nalaar》でチャンプブロックし墓地に見えている《微塵/Ribbons》の圏外に逃げる。
これで詰み。コヴァルスキがゲームカウントをタイに戻した。
ドミンゲス 1-1 コヴァルスキ
Game3
お互い長期戦向けのサイドボーディングを行ない、初動はドミンゲスの《ピア・ナラー/Pia Nalaar》だ。これは《削剥/Abrade》し、飛行機械は《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》の餌食に。
ドミンゲスの《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》で《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》が手札に追加されるが、コヴァルスキは《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》から《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》につなぎ、攻勢を緩めない。
返す刀のドミンゲス、《栄光をもたらすもの/Glorybringer》が督励とともに登場し、《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》を墓地に送りながらチャンドラの忠誠値を削る。
《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》で《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》がめくれプレイされるが、コヴァルスキの手札はまだ十分ある。《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》の攻撃で《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》の忠誠値は1に。
しかしこの《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》の能力で追放されていた《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》を手札に加えると《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》の2連打! 忠誠値が2だった《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》は墓地送りだ。
《大災厄/Doomfall》で《最古再誕/The Eldest Reborn》を取り除くコヴァルスキ。《栄光をもたらすもの/Glorybringer》を《チャンドラの敗北/Chandra’s Defeat》で処理し、《木端/Cut》も《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》にプレイすることでついに《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》が顕現。さらに《ピア・ナラー/Pia Nalaar》を追加。《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》も復活してアタッカーは万全だ。
ドミンゲスは《削剥/Abrade》でこの《ピア・ナラー/Pia Nalaar》を処理するが、《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》がどうしようもない。仕方なく《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》で攻撃。マナの残っていないコヴァルスキの《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》を《木端/Cut》で除去し、自身は《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》をプレイする。
お互いの墓地に《微塵/Ribbons》があり一瞬の隙が致命傷になってしまう展開となった。コヴァルスキはフルアタックし《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》をブロッカーとして用意。ドミンゲスの残りライフは少ない。
ドミンゲスも《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》をプレイしブロッカーを用意するが、コヴァルスキは構わず2体でアタック。《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》が相打ちするが、神に傷をつけるには至らず、《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》をブロッカーに立たせても、《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》復活からの《微塵/Ribbons》からは逃げられなかった。
ドミンゲス 1-2 コヴァルスキ
Game4
ドミンゲスは1マリガン。そのドミンゲスの《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider》で試合開始だ。これには《削剥/Abrade》が浴びせられ、コヴァルスキの《キランの真意号/Heart of Kiran》にも《削剥/Abrade》。ドミンゲスの《ピア・ナラー/Pia Nalaar》に対しコヴァルスキは《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》。一進一退の攻防だ。
《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》をプレイするドミンゲス。忠誠値6があまりに硬い。《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》が攻撃し忠誠値は3。続けて《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》をプレイする。
《マグマのしぶき/Magma Spray》を《ピア・ナラー/Pia Nalaar》に撃ち込みフルアタックするコヴァルスキ。《削剥/Abrade》で《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》を除去するが、《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》は墓地に。しかし《最古再誕/The Eldest Reborn》で《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》を対処することに成功する。
コヴァルスキも遅れて《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》をプレイするが、ドミンゲスは《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》をプレイ、《マグマのしぶき/Magma Spray》を自らに撃ち込み顕現させ、《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》の忠誠値を1まで削る。
コヴァルスキは《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》と引き換えに追放されていた《大災厄/Doomfall》を手に入れるがこれを温存し、《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》をプレイ。しかし、《最古再誕/The Eldest Reborn》で《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》が寝返るとドミンゲスの《ピア・ナラー/Pia Nalaar》からの物量作戦と《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》に押しつぶされてしまった。
ドミンゲス 2-2 コヴァルスキ
Game5
泣いても笑っても最後の最後。その先手番はGame3で先に後手番をブレイクしたコヴァルスキのものに。だがしかしコヴァルスキはマリガン。ドミンゲスは7枚をキープ。
コヴァルスキの《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》が《マグマのしぶき/Magma Spray》される立ち上がり。ドミンゲスの《大災厄/Doomfall》でコヴァルスキの高カロリーな手札が暴かれる。《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》が落とされ、コヴァルスキに4枚目の土地はない。
ドミンゲスは《ピア・ナラー/Pia Nalaar》で戦線を拡大。さらに次のターンには《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》を追加する。
コヴァルスキは4マナ目が遠い。《チャンドラの敗北/Chandra’s Defeat》や《マグマのしぶき/Magma Spray》でドミンゲスの《ピア・ナラー/Pia Nalaar》は除去し続けるが、飛行機械2体がチクチクダメージを刻み、除去が切れたと踏んだところでドミンゲスの《栄光をもたらすもの/Glorybringer》!
ようやく4マナ目を引いたコヴァルスキ。《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》で《栄光をもたらすもの/Glorybringer》を除去するも、時すでに遅し。
《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》が《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》を除去し、《大災厄/Doomfall》がコヴァルスキの最後の抵抗を奪い、《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》がレッドゾーンを駆け抜けると、コヴァルスキは潔く右手を差し出した。
ドミンゲス 3-2 コヴァルスキ
昨年の世界選手権の忘れ物を今年その手に掴み、目を赤くしてチームメイトと抱き合い喜び合うドミンゲス。おめでとう、ハビエル・ドミンゲス!
ハビエル・ドミンゲス Win!
2018 World Championship Semifinals: Grzegorz Kowalski vs Ben Stark
http://keiga.diarynote.jp/201809240712548038/
2018 World Championship Semifinals: Javier Dominguez vs Shahar Shenhar
http://keiga.diarynote.jp/201809240635104845/
2018 World Championship Round14: Ben Stark vs Allen Wu
http://keiga.diarynote.jp/201809231042508758/
Game1
決勝の開幕はドミンゲスの《キランの真意号/Heart of Kiran》だ。コヴァルスキは《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》で返す。
ドミンゲスも《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》でお返しし、彼をパイロットとする《キランの真意号/Heart of Kiran》がコヴァルスキのライフを削る。殴られてばかりはいられないと《ピア・ナラー/Pia Nalaar》を追加し、《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》をレッドゾーンに送るコヴァルスキ。
4ターン目のドミンゲス。悩んだ表情から《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》をプレイし、マナを出し《削剥/Abrade》を《ピア・ナラー/Pia Nalaar》に。《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》が搭乗した《キランの真意号/Heart of Kiran》と《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》のアタックが通り、コヴァルスキの残りライフは一気に9に。
コヴァルスキは《ボーマットの急使/Bomat Courier》を追加し、《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》に全員でアタックする。《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》は《キランの真意号/Heart of Kiran》に搭乗し飛行機械をブロックするが、《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》の忠誠値は0になり、《キランの真意号/Heart of Kiran》は《木端/Cut》で除去される
ここでドミンゲスがプレイしたのは《栄光をもたらすもの/Glorybringer》。即座にアタックしコヴァルスキの残りライフは2。
コヴァルスキは《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》のみでアタックし、《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》をプレイ。2マナを出し《木端/Cut》で《栄光をもたらすもの/Glorybringer》を取り除く。
しかしドミンゲスがトップデッキしたのは《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》。ブロッカーが全て吹き飛ばされ、《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》のアタックでコヴァルスキのライフはゼロを割った。
ドミンゲス 1-0 コヴァルスキ
Game2
後手のドミンゲスの《ボーマットの急使/Bomat Courier》が走り出す。続けて《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider》をプレイするが、これには《削剥/Abrade》。
《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》で《ボーマットの急使/Bomat Courier》を除去するコヴァルスキ。この《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》は《木端/Cut》で対処されるが、《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》のマナから《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider》でお返しする。
ドミンゲスも《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》を戦場に追加するが、これには《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》の4点と《木端/Cut》で処理されてしまう。
ドミンゲスは《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》の2枚目を追加する。試合は消耗戦の様相を呈してきた。
《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》で《ピア・ナラー/Pia Nalaar》がめくれ、コヴァルスキはこれを戦線に追加。ドミンゲスは《マグマのしぶき/Magma Spray》を飛行機械に撃ち込み《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》で《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》を撃墜。代わりに自分の場に《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》を着地させ、4点火力で《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider》を対処。
コヴァルスキも《ピア・ナラー/Pia Nalaar》で《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》を落とす。ドミンゲスは《ボーマットの急使/Bomat Courier》を追加し、《ボーマットの急使/Bomat Courier》だけでアタック。続けて《キランの真意号/Heart of Kiran》を追加する。
《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》のアタックを《キランの真意号/Heart of Kiran》で受け止めるドミンゲス。《ピア・ナラー/Pia Nalaar》の能力が使われこの2枚は相打ちに。
ドミンゲスの《ボーマットの急使/Bomat Courier》の貯金箱を開いてみると、そこには《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》が! この神をどうにかする手段をコヴァルスキはもっていない。
《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》と《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》をレッドゾーンに送るドミンゲス。《削剥/Abrade》で《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》墓地に送り、《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》で復活を阻止する。
《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》を追加し、《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》でアタックするドミンゲス。ここがチャンスと《ピア・ナラー/Pia Nalaar》を追加し、《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》を復活させ即《ピア・ナラー/Pia Nalaar》のブロック禁止能力を使いフルアタックする。ドミンゲスの残りライフは一気に危険水域に突入。
ドミンゲスもフルアタックを敢行。コヴァルスキは《ピア・ナラー/Pia Nalaar》でチャンプブロックし墓地に見えている《微塵/Ribbons》の圏外に逃げる。
これで詰み。コヴァルスキがゲームカウントをタイに戻した。
ドミンゲス 1-1 コヴァルスキ
Game3
お互い長期戦向けのサイドボーディングを行ない、初動はドミンゲスの《ピア・ナラー/Pia Nalaar》だ。これは《削剥/Abrade》し、飛行機械は《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》の餌食に。
ドミンゲスの《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》で《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》が手札に追加されるが、コヴァルスキは《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》から《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》につなぎ、攻勢を緩めない。
返す刀のドミンゲス、《栄光をもたらすもの/Glorybringer》が督励とともに登場し、《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》を墓地に送りながらチャンドラの忠誠値を削る。
《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》で《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》がめくれプレイされるが、コヴァルスキの手札はまだ十分ある。《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》の攻撃で《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》の忠誠値は1に。
しかしこの《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》の能力で追放されていた《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》を手札に加えると《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》の2連打! 忠誠値が2だった《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》は墓地送りだ。
《大災厄/Doomfall》で《最古再誕/The Eldest Reborn》を取り除くコヴァルスキ。《栄光をもたらすもの/Glorybringer》を《チャンドラの敗北/Chandra’s Defeat》で処理し、《木端/Cut》も《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》にプレイすることでついに《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》が顕現。さらに《ピア・ナラー/Pia Nalaar》を追加。《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》も復活してアタッカーは万全だ。
ドミンゲスは《削剥/Abrade》でこの《ピア・ナラー/Pia Nalaar》を処理するが、《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》がどうしようもない。仕方なく《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》で攻撃。マナの残っていないコヴァルスキの《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》を《木端/Cut》で除去し、自身は《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》をプレイする。
お互いの墓地に《微塵/Ribbons》があり一瞬の隙が致命傷になってしまう展開となった。コヴァルスキはフルアタックし《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》をブロッカーとして用意。ドミンゲスの残りライフは少ない。
ドミンゲスも《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》をプレイしブロッカーを用意するが、コヴァルスキは構わず2体でアタック。《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》が相打ちするが、神に傷をつけるには至らず、《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》をブロッカーに立たせても、《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》復活からの《微塵/Ribbons》からは逃げられなかった。
ドミンゲス 1-2 コヴァルスキ
Game4
ドミンゲスは1マリガン。そのドミンゲスの《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider》で試合開始だ。これには《削剥/Abrade》が浴びせられ、コヴァルスキの《キランの真意号/Heart of Kiran》にも《削剥/Abrade》。ドミンゲスの《ピア・ナラー/Pia Nalaar》に対しコヴァルスキは《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》。一進一退の攻防だ。
《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》をプレイするドミンゲス。忠誠値6があまりに硬い。《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》が攻撃し忠誠値は3。続けて《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》をプレイする。
《マグマのしぶき/Magma Spray》を《ピア・ナラー/Pia Nalaar》に撃ち込みフルアタックするコヴァルスキ。《削剥/Abrade》で《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》を除去するが、《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》は墓地に。しかし《最古再誕/The Eldest Reborn》で《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》を対処することに成功する。
コヴァルスキも遅れて《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》をプレイするが、ドミンゲスは《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》をプレイ、《マグマのしぶき/Magma Spray》を自らに撃ち込み顕現させ、《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》の忠誠値を1まで削る。
コヴァルスキは《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》と引き換えに追放されていた《大災厄/Doomfall》を手に入れるがこれを温存し、《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》をプレイ。しかし、《最古再誕/The Eldest Reborn》で《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》が寝返るとドミンゲスの《ピア・ナラー/Pia Nalaar》からの物量作戦と《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》に押しつぶされてしまった。
ドミンゲス 2-2 コヴァルスキ
Game5
泣いても笑っても最後の最後。その先手番はGame3で先に後手番をブレイクしたコヴァルスキのものに。だがしかしコヴァルスキはマリガン。ドミンゲスは7枚をキープ。
コヴァルスキの《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》が《マグマのしぶき/Magma Spray》される立ち上がり。ドミンゲスの《大災厄/Doomfall》でコヴァルスキの高カロリーな手札が暴かれる。《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》が落とされ、コヴァルスキに4枚目の土地はない。
ドミンゲスは《ピア・ナラー/Pia Nalaar》で戦線を拡大。さらに次のターンには《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》を追加する。
コヴァルスキは4マナ目が遠い。《チャンドラの敗北/Chandra’s Defeat》や《マグマのしぶき/Magma Spray》でドミンゲスの《ピア・ナラー/Pia Nalaar》は除去し続けるが、飛行機械2体がチクチクダメージを刻み、除去が切れたと踏んだところでドミンゲスの《栄光をもたらすもの/Glorybringer》!
ようやく4マナ目を引いたコヴァルスキ。《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》で《栄光をもたらすもの/Glorybringer》を除去するも、時すでに遅し。
《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》が《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》を除去し、《大災厄/Doomfall》がコヴァルスキの最後の抵抗を奪い、《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》がレッドゾーンを駆け抜けると、コヴァルスキは潔く右手を差し出した。
ドミンゲス 3-2 コヴァルスキ
昨年の世界選手権の忘れ物を今年その手に掴み、目を赤くしてチームメイトと抱き合い喜び合うドミンゲス。おめでとう、ハビエル・ドミンゲス!
ハビエル・ドミンゲス Win!
2018 World Championship Semifinals: Grzegorz Kowalski vs Ben Stark
http://keiga.diarynote.jp/201809240712548038/
2018 World Championship Semifinals: Javier Dominguez vs Shahar Shenhar
http://keiga.diarynote.jp/201809240635104845/
2018 World Championship Round14: Ben Stark vs Allen Wu
http://keiga.diarynote.jp/201809231042508758/
世界選手権決勝のもうひとつの席に座るのは、アグロデッキを駆るふたりのどちらかだ。赤黒のグジェゴジュ・コヴァルスキか赤単のベン・スタークか。決着が早そうで、目が離せない。
Game1
後手のスタークの《ギトゥの溶岩走り/Ghitu Lavarunner》がゲーム開始の合図を告げる。コヴァルスキは《キランの真意号/Heart of Kiran》スタートだ。
2/2となった《帆綱走り/Rigging Runner》を追加するが、土地が1枚のスターク。《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》を前に攻勢が止まってしまう。
《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》が《キランの真意号/Heart of Kiran》に搭乗し一転攻勢に回るコヴァルスキ。《ボーマットの急使/Bomat Courier》を場に出してターンを返す。スタークのアタックに対し《無許可の分解/Unlicensed Disintegration》で《帆綱走り/Rigging Runner》を除去しようとするが、スタークは《ボーマットの急使/Bomat Courier》を《ショック/Shock》して《無許可の分解/Unlicensed Disintegration》のおまけを許さない。
しかし、《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》がプレイされるとスターク投了。
コヴァルスキ 1-0 スターク
Game2
お互い1ターン目になにもないターンを過ごし、スタークの《地揺すりのケンラ/Earthshaker Khenra》が《マグマのしぶき/Magma Spray》する開幕。つづけて《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》が登場だ。しかしこれは《木端/Cut》される。
今度は土地を引きすぎているスターク。コヴァルスキは《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》からマナを出し《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》。スタークは《ショック/Shock》と《魔術師の稲妻/Wizard’s Lightning》でチャンドラを除去。《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》も《魔術師の稲妻/Wizard’s Lightning》で除去するが、《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》がコヴァルスキの場に登場する。
仕方なく《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》を場に出すスタークだが、これはまだ顕現していない。コヴァルスキは《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》2号機を繰り出し、1号機を改めてレッドゾーンに送り込む。
《損魂魔道士/Soul-Scar Mage》を出し、《魔術師の稲妻/Wizard’s Lightning》で《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》2号機を落とし、《稲妻の一撃/Lightning Strike》で復活を阻止するスターク。手札もなくなったので《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》が駆ける。
《ピア・ナラー/Pia Nalaar》と《キランの真意号/Heart of Kiran》を追加し《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》でライフを削るコヴァルスキ。《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》のアタックは飛行機械でチャンプブロックし、ライフの減少を抑える。
コヴァルスキは《削剥/Abrade》を《損魂魔道士/Soul-Scar Mage》に打ち込み、墓地の《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》を復活させ《キランの真意号/Heart of Kiran》に乗せフルアタック。スタークは《稲妻の一撃/Lightning Strike》で《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》を一旦は落とすが、根本的な解決には至らなかった。
コヴァルスキ 2-0 スターク
Game3
スタークは1マリガン。《損魂魔道士/Soul-Scar Mage》で開幕だ。しかしまたも2枚目の土地がない。
コヴァルスキは《削剥/Abrade》で《損魂魔道士/Soul-Scar Mage》を除去し、《ピア・ナラー/Pia Nalaar》を登場させる。しかし、彼女は《マグマのしぶき/Magma Spray》でご退場だ。
《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider》と《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》を追加するコヴァルスキ。《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider》は《チャンドラの敗北/Chandra’s Defeat》で除去し、《損魂魔道士/Soul-Scar Mage》を再びプレイするが、スタークの土地は1枚のままだ。
《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》の返しに仕方なく《ギトゥの溶岩走り/Ghitu Lavarunner》を追加するが、これは《チャンドラの敗北/Chandra’s Defeat》され、さらに《キランの真意号/Heart of Kiran》が追加されるに至っては、スタークは右手を差し出すしかなかった。
コヴァルスキ 3-0 スターク
グジェゴジュ・コヴァルスキ Win!
2018 World Championship Finals: Javier Dominguez vs Grzegorz Kowalski
http://keiga.diarynote.jp/201809240915323707/
2018 World Championship Semifinals: Javier Dominguez vs Shahar Shenhar
http://keiga.diarynote.jp/201809240635104845/
2018 World Championship Round14: Ben Stark vs Allen Wu
http://keiga.diarynote.jp/201809231042508758/
Game1
後手のスタークの《ギトゥの溶岩走り/Ghitu Lavarunner》がゲーム開始の合図を告げる。コヴァルスキは《キランの真意号/Heart of Kiran》スタートだ。
2/2となった《帆綱走り/Rigging Runner》を追加するが、土地が1枚のスターク。《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》を前に攻勢が止まってしまう。
《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》が《キランの真意号/Heart of Kiran》に搭乗し一転攻勢に回るコヴァルスキ。《ボーマットの急使/Bomat Courier》を場に出してターンを返す。スタークのアタックに対し《無許可の分解/Unlicensed Disintegration》で《帆綱走り/Rigging Runner》を除去しようとするが、スタークは《ボーマットの急使/Bomat Courier》を《ショック/Shock》して《無許可の分解/Unlicensed Disintegration》のおまけを許さない。
しかし、《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》がプレイされるとスターク投了。
コヴァルスキ 1-0 スターク
Game2
お互い1ターン目になにもないターンを過ごし、スタークの《地揺すりのケンラ/Earthshaker Khenra》が《マグマのしぶき/Magma Spray》する開幕。つづけて《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》が登場だ。しかしこれは《木端/Cut》される。
今度は土地を引きすぎているスターク。コヴァルスキは《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》からマナを出し《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》。スタークは《ショック/Shock》と《魔術師の稲妻/Wizard’s Lightning》でチャンドラを除去。《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》も《魔術師の稲妻/Wizard’s Lightning》で除去するが、《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》がコヴァルスキの場に登場する。
仕方なく《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》を場に出すスタークだが、これはまだ顕現していない。コヴァルスキは《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》2号機を繰り出し、1号機を改めてレッドゾーンに送り込む。
《損魂魔道士/Soul-Scar Mage》を出し、《魔術師の稲妻/Wizard’s Lightning》で《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》2号機を落とし、《稲妻の一撃/Lightning Strike》で復活を阻止するスターク。手札もなくなったので《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》が駆ける。
《ピア・ナラー/Pia Nalaar》と《キランの真意号/Heart of Kiran》を追加し《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》でライフを削るコヴァルスキ。《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》のアタックは飛行機械でチャンプブロックし、ライフの減少を抑える。
コヴァルスキは《削剥/Abrade》を《損魂魔道士/Soul-Scar Mage》に打ち込み、墓地の《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》を復活させ《キランの真意号/Heart of Kiran》に乗せフルアタック。スタークは《稲妻の一撃/Lightning Strike》で《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》を一旦は落とすが、根本的な解決には至らなかった。
コヴァルスキ 2-0 スターク
Game3
スタークは1マリガン。《損魂魔道士/Soul-Scar Mage》で開幕だ。しかしまたも2枚目の土地がない。
コヴァルスキは《削剥/Abrade》で《損魂魔道士/Soul-Scar Mage》を除去し、《ピア・ナラー/Pia Nalaar》を登場させる。しかし、彼女は《マグマのしぶき/Magma Spray》でご退場だ。
《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider》と《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》を追加するコヴァルスキ。《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider》は《チャンドラの敗北/Chandra’s Defeat》で除去し、《損魂魔道士/Soul-Scar Mage》を再びプレイするが、スタークの土地は1枚のままだ。
《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》の返しに仕方なく《ギトゥの溶岩走り/Ghitu Lavarunner》を追加するが、これは《チャンドラの敗北/Chandra’s Defeat》され、さらに《キランの真意号/Heart of Kiran》が追加されるに至っては、スタークは右手を差し出すしかなかった。
コヴァルスキ 3-0 スターク
グジェゴジュ・コヴァルスキ Win!
2018 World Championship Finals: Javier Dominguez vs Grzegorz Kowalski
http://keiga.diarynote.jp/201809240915323707/
2018 World Championship Semifinals: Javier Dominguez vs Shahar Shenhar
http://keiga.diarynote.jp/201809240635104845/
2018 World Championship Round14: Ben Stark vs Allen Wu
http://keiga.diarynote.jp/201809231042508758/
世界選手権の日曜日に駒を進めた4人のプレイヤーの戦いの火蓋が切って落とされる。まずは昨年の世界選手権準優勝のハビエル・ドミンゲスと、世界選手権連覇経験のあるシャハーラ・シェンハーの戦いをお送りする。
デッキはドミンゲスが環境の王者たる赤黒アグロ、シェンハーが青白の《王神の贈り物/God-Pharaoh’s Gift》だ。
Game1
先手のドミンゲスの《ボーマットの急使/Bomat Courier》が試合開始を知らせる。続けて《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》。
一方のシェンハーは《巧みな軍略/Strategic Planning》で《王神の贈り物/God-Pharaoh’s Gift》を墓地に落とす好スタートだ。
ドミンゲスが《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》を援軍に送ると、シェンハーは《航路の作成/Chart a Course》で《発明の天使/Angel of Invention》を墓地に落とす。
ドミンゲスのフルアタックを受けてシェンハーの残りライフは6。《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》を追加するが、シェンハーは4ターン目にして《復元/Refurbish》で《王神の贈り物/God-Pharaoh’s Gift》を場に戻し、《発明の天使/Angel of Invention》を6/6の永遠衆として呼び戻す。強烈なパンチがお見舞いされ、二人のライフが急接近する。
《ボーマットの急使/Bomat Courier》を生贄に捧げ4枚の新鮮なカードを手に入れるが、《ピア・ナラー/Pia Nalaar》を追加するしかできないドミンゲス。
一方のシェンハーは《陽光鞭の勇者/Sunscourge Champion》を永遠し、コストとして2枚目の《発明の天使/Angel of Invention》が墓地に送られるとドミンゲスはカードを片付けた。
ドミンゲス 0-1 シェンハー
Game2
《キランの真意号/Heart of Kiran》スタートのドミンゲス。《巧みな軍略/Strategic Planning》で墓地を増やすシェンハー。この《キランの真意号/Heart of Kiran》には《ピア・ナラー/Pia Nalaar》が飛行機械とともに乗り込み、シェンハーのライフを減らす。
シェンハーはさらなる《巧みな軍略/Strategic Planning》で墓地を増やし、《査問長官/Minister of Inquiries》を追加する。
《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》が《キランの真意号/Heart of Kiran》に乗り込み、シェンハーのライフは一桁に。しかし《陽光鞭の勇者/Sunscourge Champion》がすぐさまライフを二桁に戻す。
土地が3枚で止まっているドミンゲスだが、飛行クリーチャーで攻撃をしかけシェンハーに残されたターンは残り1ターン。だったのだが、デッキに1枚の《燻蒸/Fumigate》でこの危機を脱する。ドミンゲスは飛行機械を生贄に捧げ、ライフゲインを少しでも減らす。
2枚目の《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》が《キランの真意号/Heart of Kiran》のエンジンを動かし、再びシェンハーのライフは危険水域に。
ブロッカーとして送り込んだ《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer》が《マグマのしぶき/Magma Spray》と《削剥/Abrade》の合わせ技で葬られると、シェンハーのライフはピッタリ0になった。
ドミンゲス 1-1 シェンハー
Game3
ドミンゲスが1マリガン。《強迫/Duress》でシェンハーの手札を暴き、2枚ある《巧みな軍略/Strategic Planning》を1枚に減らす。シェンハーは残った《巧みな軍略/Strategic Planning》。
《強迫/Duress》の連打がシェンハーを襲い、《不可解な終焉/Baffling End》を抜き去る。シェンハーは《機知の勇者/Champion of Wits》で《王神の贈り物/God-Pharaoh’s Gift》を墓地に。
さらなる《大災厄/Doomfall》でシェンハーの手札はズタボロに。続けてドミンゲスは《ピア・ナラー/Pia Nalaar》で攻勢をとろうとするが、シェンハーは《復元/Refurbish》をトップデッキ! 《査問長官/Minister of Inquiries》を場に戻し、墓地をさらに増やす。
ドミンゲスは飛行機械で攻撃するしかできない。一方のシェンハーも《巧みな軍略/Strategic Planning》と《航路の作成/Chart a Course》でまともなクリーチャーが落とせない。仕方なく2枚目の《査問長官/Minister of Inquiries》を釣り上げ能力を起動するとそこには《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer》の姿が。
これにはドミンゲスもノックアウト。
ドミンゲス 1-2 シェンハー
Game4
お互い1マリガンの幕開け。ドミンゲスは《ボーマットの急使/Bomat Courier》スタート。追加されたのも《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》。どこかで見た立ち上がりだ。
シェンハーは《航路の作成/Chart a Course》で《王神の贈り物/God-Pharaoh’s Gift》を墓地に落とす。
3ターン目にアクションのとれないドミンゲス。一方《機知の勇者/Champion of Wits》で手札と墓地を整えるシェンハー。この《機知の勇者/Champion of Wits》を《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》で除去し、シェンハーのライフを少しでも減らす。
《復元/Refurbish》さえ引いてしまえば墓地の2枚の《発明の天使/Angel of Invention》で一気に勝ちになるシェンハーだが《航路の作成/Chart a Course》でも見つけることができず、《不可解な終焉/Baffling End》で《ボーマットの急使/Bomat Courier》を取り除く。
《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》のマナから《栄光をもたらすもの/Glorybringer》が唱えられ、シェンハーの残りライフは4になったが、ここで再びの《復元/Refurbish》トップデッキ!
ドミンゲスの最後の手札は《削剥/Abrade》。
ドミンゲス 2-2 シェンハー
Game5
ドミンゲスの後手2ターン目の《キランの真意号/Heart of Kiran》が最終マッチのゴングを鳴らす。《機知の勇者/Champion of Wits》で《発明の天使/Angel of Invention》と《王神の贈り物/God-Pharaoh’s Gift》が墓地に送られる。
シェンハーの手札を《強迫/Duress》するとそこには《復元/Refurbish》の姿が。危機一髪で大災厄を逃れたドミンゲスは《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》を《キランの真意号/Heart of Kiran》に乗せシェンハーのライフを削り始める。
シェンハーは2枚目の《機知の勇者/Champion of Wits》で手札を回転させるが、4枚目の土地が見つからない。ドミンゲスはこれに乗じて《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》で《機知の勇者/Champion of Wits》を一掃し7点のダメージを叩き込む。
《巧みな軍略/Strategic Planning》でドローを進め4枚目の土地にたどり着き、《不可解な終焉/Baffling End》でクロックを減少させるが、ドミンゲスは興奮した様子で《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》をプレイ!
ライフをすべて失ったシェンハーは去り、ドミンゲスが2年連続の決勝に進出した。
ドミンゲス 3-2 シェンハー
ハビエル・ドミンゲス Win!
2018 World Championship Finals: Javier Dominguez vs Grzegorz Kowalski
http://keiga.diarynote.jp/201809240915323707/
2018 World Championship Semifinals: Grzegorz Kowalski vs Ben Stark
http://keiga.diarynote.jp/201809240712548038/
2018 World Championship Round14: Ben Stark vs Allen Wu
http://keiga.diarynote.jp/201809231042508758/
デッキはドミンゲスが環境の王者たる赤黒アグロ、シェンハーが青白の《王神の贈り物/God-Pharaoh’s Gift》だ。
Game1
先手のドミンゲスの《ボーマットの急使/Bomat Courier》が試合開始を知らせる。続けて《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》。
一方のシェンハーは《巧みな軍略/Strategic Planning》で《王神の贈り物/God-Pharaoh’s Gift》を墓地に落とす好スタートだ。
ドミンゲスが《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》を援軍に送ると、シェンハーは《航路の作成/Chart a Course》で《発明の天使/Angel of Invention》を墓地に落とす。
ドミンゲスのフルアタックを受けてシェンハーの残りライフは6。《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》を追加するが、シェンハーは4ターン目にして《復元/Refurbish》で《王神の贈り物/God-Pharaoh’s Gift》を場に戻し、《発明の天使/Angel of Invention》を6/6の永遠衆として呼び戻す。強烈なパンチがお見舞いされ、二人のライフが急接近する。
《ボーマットの急使/Bomat Courier》を生贄に捧げ4枚の新鮮なカードを手に入れるが、《ピア・ナラー/Pia Nalaar》を追加するしかできないドミンゲス。
一方のシェンハーは《陽光鞭の勇者/Sunscourge Champion》を永遠し、コストとして2枚目の《発明の天使/Angel of Invention》が墓地に送られるとドミンゲスはカードを片付けた。
ドミンゲス 0-1 シェンハー
Game2
《キランの真意号/Heart of Kiran》スタートのドミンゲス。《巧みな軍略/Strategic Planning》で墓地を増やすシェンハー。この《キランの真意号/Heart of Kiran》には《ピア・ナラー/Pia Nalaar》が飛行機械とともに乗り込み、シェンハーのライフを減らす。
シェンハーはさらなる《巧みな軍略/Strategic Planning》で墓地を増やし、《査問長官/Minister of Inquiries》を追加する。
《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》が《キランの真意号/Heart of Kiran》に乗り込み、シェンハーのライフは一桁に。しかし《陽光鞭の勇者/Sunscourge Champion》がすぐさまライフを二桁に戻す。
土地が3枚で止まっているドミンゲスだが、飛行クリーチャーで攻撃をしかけシェンハーに残されたターンは残り1ターン。だったのだが、デッキに1枚の《燻蒸/Fumigate》でこの危機を脱する。ドミンゲスは飛行機械を生贄に捧げ、ライフゲインを少しでも減らす。
2枚目の《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》が《キランの真意号/Heart of Kiran》のエンジンを動かし、再びシェンハーのライフは危険水域に。
ブロッカーとして送り込んだ《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer》が《マグマのしぶき/Magma Spray》と《削剥/Abrade》の合わせ技で葬られると、シェンハーのライフはピッタリ0になった。
ドミンゲス 1-1 シェンハー
Game3
ドミンゲスが1マリガン。《強迫/Duress》でシェンハーの手札を暴き、2枚ある《巧みな軍略/Strategic Planning》を1枚に減らす。シェンハーは残った《巧みな軍略/Strategic Planning》。
《強迫/Duress》の連打がシェンハーを襲い、《不可解な終焉/Baffling End》を抜き去る。シェンハーは《機知の勇者/Champion of Wits》で《王神の贈り物/God-Pharaoh’s Gift》を墓地に。
さらなる《大災厄/Doomfall》でシェンハーの手札はズタボロに。続けてドミンゲスは《ピア・ナラー/Pia Nalaar》で攻勢をとろうとするが、シェンハーは《復元/Refurbish》をトップデッキ! 《査問長官/Minister of Inquiries》を場に戻し、墓地をさらに増やす。
ドミンゲスは飛行機械で攻撃するしかできない。一方のシェンハーも《巧みな軍略/Strategic Planning》と《航路の作成/Chart a Course》でまともなクリーチャーが落とせない。仕方なく2枚目の《査問長官/Minister of Inquiries》を釣り上げ能力を起動するとそこには《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer》の姿が。
これにはドミンゲスもノックアウト。
ドミンゲス 1-2 シェンハー
Game4
お互い1マリガンの幕開け。ドミンゲスは《ボーマットの急使/Bomat Courier》スタート。追加されたのも《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》。どこかで見た立ち上がりだ。
シェンハーは《航路の作成/Chart a Course》で《王神の贈り物/God-Pharaoh’s Gift》を墓地に落とす。
3ターン目にアクションのとれないドミンゲス。一方《機知の勇者/Champion of Wits》で手札と墓地を整えるシェンハー。この《機知の勇者/Champion of Wits》を《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》で除去し、シェンハーのライフを少しでも減らす。
《復元/Refurbish》さえ引いてしまえば墓地の2枚の《発明の天使/Angel of Invention》で一気に勝ちになるシェンハーだが《航路の作成/Chart a Course》でも見つけることができず、《不可解な終焉/Baffling End》で《ボーマットの急使/Bomat Courier》を取り除く。
《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》のマナから《栄光をもたらすもの/Glorybringer》が唱えられ、シェンハーの残りライフは4になったが、ここで再びの《復元/Refurbish》トップデッキ!
ドミンゲスの最後の手札は《削剥/Abrade》。
ドミンゲス 2-2 シェンハー
Game5
ドミンゲスの後手2ターン目の《キランの真意号/Heart of Kiran》が最終マッチのゴングを鳴らす。《機知の勇者/Champion of Wits》で《発明の天使/Angel of Invention》と《王神の贈り物/God-Pharaoh’s Gift》が墓地に送られる。
シェンハーの手札を《強迫/Duress》するとそこには《復元/Refurbish》の姿が。危機一髪で大災厄を逃れたドミンゲスは《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger》を《キランの真意号/Heart of Kiran》に乗せシェンハーのライフを削り始める。
シェンハーは2枚目の《機知の勇者/Champion of Wits》で手札を回転させるが、4枚目の土地が見つからない。ドミンゲスはこれに乗じて《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》で《機知の勇者/Champion of Wits》を一掃し7点のダメージを叩き込む。
《巧みな軍略/Strategic Planning》でドローを進め4枚目の土地にたどり着き、《不可解な終焉/Baffling End》でクロックを減少させるが、ドミンゲスは興奮した様子で《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》をプレイ!
ライフをすべて失ったシェンハーは去り、ドミンゲスが2年連続の決勝に進出した。
ドミンゲス 3-2 シェンハー
ハビエル・ドミンゲス Win!
2018 World Championship Finals: Javier Dominguez vs Grzegorz Kowalski
http://keiga.diarynote.jp/201809240915323707/
2018 World Championship Semifinals: Grzegorz Kowalski vs Ben Stark
http://keiga.diarynote.jp/201809240712548038/
2018 World Championship Round14: Ben Stark vs Allen Wu
http://keiga.diarynote.jp/201809231042508758/
世界選手権の日曜日への参加権を賭けたイス取りゲームも最終戦。ベン・スタークとアレン・ウーが火花を散らす。
デッキはスタークが赤単アグロ、ウーが青黒のミッドレンジだ。
Game1
ベンは1ターン目に《損魂魔道士/Soul-Scar Mage》、2ターン目にはこのウィザードを一挙2枚追加する。
3ターン目には本体に《魔術師の稲妻/Wizard’s Lightning》を打ち込み果敢にアタックするが、ウーはそのうちの一体に《喪心/Cast Down》。スタークは《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider》を追加してターンを返す。
ウーは《アルゲールの断血/Arguel’s Blood Fast》をプレイするが、すでに残りライフは12で、これでは十分に起動できそうにない。
スタークは《地揺すりのケンラ/Earthshaker Khenra》を加えてフルアタック。ウーの残りライフは6。
《機知の勇者/Champion of Wits》をプレイして解決策を探すが、《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》も追加されてウー投了。
スターク 1-0 ウー
Game2
スタークの《ボーマットの急使/Bomat Courier》1号機は《冥府の報い/Infernal Reckoning》で退場。しかし、すぐさま2号機が走り出す。さらに《ギトゥの溶岩走り/Ghitu Lavarunner》で攻勢をかけるも、これは《検閲/Censor》される。
《アン一門の壊し屋/Ahn-Crop Crasher》も《至高の意志/Supreme Will》で捌き、《機知の勇者/Champion of Wits》を着地させ、手札を回転させる。
スタークは《地揺すりのケンラ/Earthshaker Khenra》と《ギトゥの溶岩走り/Ghitu Lavarunner》を場に出し攻撃を宣言。ウーは《致命的な一押し/Fatal Push》を《ボーマットの急使/Bomat Courier》に。スタークはこれを生贄に、貯金していた2枚のカードを手札に加える。
《アン一門の壊し屋/Ahn-Crop Crasher》を《暗記/Commit》し、《ギトゥの溶岩走り/Ghitu Lavarunner》を《機知の勇者/Champion of Wits》と相打ちさせ、ライフを十分残したところで《スカラベの神/The Scarab God》!
スタークはこれを一度は《苦悩火/Banefire》で退けるも、再び出てくる《スカラベの神/The Scarab God》。《暗記/Commit》されていた《アン一門の壊し屋/Ahn-Crop Crasher》を加えて総攻撃するも、ウーの残りライフは8。
《スカラベの神/The Scarab God》の能力で《機知の勇者/Champion of Wits》が蘇り、《スカラベの神/The Scarab God》本人が攻撃へと向かう。
こうなると愚直な赤単に逆転の目はなく、勝負の行方は第3ゲームに持ち越された。
スターク 1-1 ウー
Game3
スタークの《ボーマットの急使/Bomat Courier》が1ターン目に駆け出し、後続として《帆綱走り/Rigging Runner》と《損魂魔道士/Soul-Scar Mage》が戦線に加えられる。
《ボーマットの急使/Bomat Courier》は《冥府の報い/Infernal Reckoning》の対象となるも、さらなる《損魂魔道士/Soul-Scar Mage》がプレッシャーをかける。
土地が止まり気味なウーに対し、スタークは《アン一門の壊し屋/Ahn-Crop Crasher》も追加する。《致命的な一押し/Fatal Push》で《帆綱走り/Rigging Runner》は退場するも、残った3体のクリーチャーがどうしようもない。
《マグマのしぶき/Magma Spray》を自らの《損魂魔道士/Soul-Scar Mage》に打ち込み手札を減らし、残った最後の1枚の手札――《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》を顕現させると、ウーは右手を差し出した。
スターク 2-1 ウー
ベン・スターク Win!
2018 World Championship Finals: Javier Dominguez vs Grzegorz Kowalski
http://keiga.diarynote.jp/201809240915323707/
2018 World Championship Semifinals: Grzegorz Kowalski vs Ben Stark
http://keiga.diarynote.jp/201809240712548038/
2018 World Championship Semifinals: Javier Dominguez vs Shahar Shenhar
http://keiga.diarynote.jp/201809240635104845/
デッキはスタークが赤単アグロ、ウーが青黒のミッドレンジだ。
Game1
ベンは1ターン目に《損魂魔道士/Soul-Scar Mage》、2ターン目にはこのウィザードを一挙2枚追加する。
3ターン目には本体に《魔術師の稲妻/Wizard’s Lightning》を打ち込み果敢にアタックするが、ウーはそのうちの一体に《喪心/Cast Down》。スタークは《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider》を追加してターンを返す。
ウーは《アルゲールの断血/Arguel’s Blood Fast》をプレイするが、すでに残りライフは12で、これでは十分に起動できそうにない。
スタークは《地揺すりのケンラ/Earthshaker Khenra》を加えてフルアタック。ウーの残りライフは6。
《機知の勇者/Champion of Wits》をプレイして解決策を探すが、《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》も追加されてウー投了。
スターク 1-0 ウー
Game2
スタークの《ボーマットの急使/Bomat Courier》1号機は《冥府の報い/Infernal Reckoning》で退場。しかし、すぐさま2号機が走り出す。さらに《ギトゥの溶岩走り/Ghitu Lavarunner》で攻勢をかけるも、これは《検閲/Censor》される。
《アン一門の壊し屋/Ahn-Crop Crasher》も《至高の意志/Supreme Will》で捌き、《機知の勇者/Champion of Wits》を着地させ、手札を回転させる。
スタークは《地揺すりのケンラ/Earthshaker Khenra》と《ギトゥの溶岩走り/Ghitu Lavarunner》を場に出し攻撃を宣言。ウーは《致命的な一押し/Fatal Push》を《ボーマットの急使/Bomat Courier》に。スタークはこれを生贄に、貯金していた2枚のカードを手札に加える。
《アン一門の壊し屋/Ahn-Crop Crasher》を《暗記/Commit》し、《ギトゥの溶岩走り/Ghitu Lavarunner》を《機知の勇者/Champion of Wits》と相打ちさせ、ライフを十分残したところで《スカラベの神/The Scarab God》!
スタークはこれを一度は《苦悩火/Banefire》で退けるも、再び出てくる《スカラベの神/The Scarab God》。《暗記/Commit》されていた《アン一門の壊し屋/Ahn-Crop Crasher》を加えて総攻撃するも、ウーの残りライフは8。
《スカラベの神/The Scarab God》の能力で《機知の勇者/Champion of Wits》が蘇り、《スカラベの神/The Scarab God》本人が攻撃へと向かう。
こうなると愚直な赤単に逆転の目はなく、勝負の行方は第3ゲームに持ち越された。
スターク 1-1 ウー
Game3
スタークの《ボーマットの急使/Bomat Courier》が1ターン目に駆け出し、後続として《帆綱走り/Rigging Runner》と《損魂魔道士/Soul-Scar Mage》が戦線に加えられる。
《ボーマットの急使/Bomat Courier》は《冥府の報い/Infernal Reckoning》の対象となるも、さらなる《損魂魔道士/Soul-Scar Mage》がプレッシャーをかける。
土地が止まり気味なウーに対し、スタークは《アン一門の壊し屋/Ahn-Crop Crasher》も追加する。《致命的な一押し/Fatal Push》で《帆綱走り/Rigging Runner》は退場するも、残った3体のクリーチャーがどうしようもない。
《マグマのしぶき/Magma Spray》を自らの《損魂魔道士/Soul-Scar Mage》に打ち込み手札を減らし、残った最後の1枚の手札――《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》を顕現させると、ウーは右手を差し出した。
スターク 2-1 ウー
ベン・スターク Win!
2018 World Championship Finals: Javier Dominguez vs Grzegorz Kowalski
http://keiga.diarynote.jp/201809240915323707/
2018 World Championship Semifinals: Grzegorz Kowalski vs Ben Stark
http://keiga.diarynote.jp/201809240712548038/
2018 World Championship Semifinals: Javier Dominguez vs Shahar Shenhar
http://keiga.diarynote.jp/201809240635104845/
グランプリ・ストックホルムの決勝に進んだのは、オンドレイ・ストラスキーとヨエル・ラーション。ストラスキーは準決勝でバント・スピリットのミラーマッチを完勝して勝ち上がり、一方のラーションは白青コントロール対ジェスカイコントロールという濃厚なマッチアップを、ライブラリーアウトまでたどり着くような泥仕合の末に制してきている。
バント・スピリット対白青コントロールの相性はスピリット有利が通説だが、ラーションはこれを覆すことができるだろうか。
Game1
《貴族の教主/Noble Hierarch》から2ターン目に《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》というロケットスタートの先手のストラスキー。一方のラーションの場には《島/Island》が2枚並ぶだけ。
ストラスキーは《至高の幻影/Supreme Phantom》も追加し、3ターン目にして8点クロックが刻まれ始める。
ラーションにできたことといえば、《霊廟の放浪者/Mausoleum Wanderer》を《マナ漏出/Mana Leak》することだけだった。
ストラスキー 1-0 ラーション
Game2
ストラスキーは再びの《貴族の教主/Noble Hierarch》スタートだ。2ターン目には《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を追加し、ラーションの行動を制限しようとするが、これは《選択/Opt》から2マナの《流刑への道/Path to Exile》で処理される。
《無私の霊魂/Selfless Spirit》を追加し、少しずつだがラーションのライフが減るスピードが上がる。4ターン目のストラスキーのターン終了時のラーションの《選択/Opt》は《呪文捕らえ/Spell Queller》されるが、2枚目の《選択/Opt》から《終末/Terminus》がめくれ、クリーチャーを一掃。《廃墟の地/Field of Ruin》で《魂の洞窟/Cavern of Souls》も処分する。
《ドラグスコルの隊長/Drogskol Captain》は《論理の結び目/Logic Knot》で弾かれるも、再びの《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を通すストラスキー。対するラーションは《アズカンタの探索/Search for Azcanta》をプレイする。
《至高の幻影/Supreme Phantom》を追加したストラスキーを襲うのは、《アズカンタの探索/Search for Azcanta》でめくれた《終末/Terminus》。またもやクリーチャーを一掃されてしまう。
《鎖鳴らし/Rattlechains》から《至高の幻影/Supreme Phantom》でなんとかクロックを維持するストラスキー。ラーションは《謎めいた命令/Cryptic Command》でアタックを封じながらドローを進めるが、《ドラグスコルの隊長/Drogskol Captain》が通ってしまう。と思いきや、三度の《終末/Terminus》!
ついにクリーチャーをすべて失ってしまったストラスキーはカードを片付けた。
ストラスキー 1-1 ラーション
Game3
大事な大事な最終ゲームの先手はストラスキー。その大事なゲームの第1ターンにまたも《貴族の教主/Noble Hierarch》が駆けつけた。2ターン目には《至高の幻影/Supreme Phantom》が登場する。ラーションは《アズカンタの探索/Search for Azcanta》と悪くないスタートだ。
ストラスキーは3ターン目に4マナから《集合した中隊/Collected Company》。《至高の幻影/Supreme Phantom》と《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》がめくれ、クロックが爆発的に増加する。
3体のスピリットで攻撃するストラスキーにラーションは《呪文捕らえ/Spell Queller》で対抗する。しかし軽減されてもなお10点のダメージが叩き込まれ、4ターン目にしてラーションのライフは6に。
スピリット軍団がどうにもならないラーションは、ストラスキーの優勝を祝うために握手を求めたのだった。
ストラスキー 2-1 ラーション
オンドレイ・ストラスキー Win!
バント・スピリット対白青コントロールの相性はスピリット有利が通説だが、ラーションはこれを覆すことができるだろうか。
Game1
《貴族の教主/Noble Hierarch》から2ターン目に《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》というロケットスタートの先手のストラスキー。一方のラーションの場には《島/Island》が2枚並ぶだけ。
ストラスキーは《至高の幻影/Supreme Phantom》も追加し、3ターン目にして8点クロックが刻まれ始める。
ラーションにできたことといえば、《霊廟の放浪者/Mausoleum Wanderer》を《マナ漏出/Mana Leak》することだけだった。
ストラスキー 1-0 ラーション
Game2
ストラスキーは再びの《貴族の教主/Noble Hierarch》スタートだ。2ターン目には《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を追加し、ラーションの行動を制限しようとするが、これは《選択/Opt》から2マナの《流刑への道/Path to Exile》で処理される。
《無私の霊魂/Selfless Spirit》を追加し、少しずつだがラーションのライフが減るスピードが上がる。4ターン目のストラスキーのターン終了時のラーションの《選択/Opt》は《呪文捕らえ/Spell Queller》されるが、2枚目の《選択/Opt》から《終末/Terminus》がめくれ、クリーチャーを一掃。《廃墟の地/Field of Ruin》で《魂の洞窟/Cavern of Souls》も処分する。
《ドラグスコルの隊長/Drogskol Captain》は《論理の結び目/Logic Knot》で弾かれるも、再びの《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を通すストラスキー。対するラーションは《アズカンタの探索/Search for Azcanta》をプレイする。
《至高の幻影/Supreme Phantom》を追加したストラスキーを襲うのは、《アズカンタの探索/Search for Azcanta》でめくれた《終末/Terminus》。またもやクリーチャーを一掃されてしまう。
《鎖鳴らし/Rattlechains》から《至高の幻影/Supreme Phantom》でなんとかクロックを維持するストラスキー。ラーションは《謎めいた命令/Cryptic Command》でアタックを封じながらドローを進めるが、《ドラグスコルの隊長/Drogskol Captain》が通ってしまう。と思いきや、三度の《終末/Terminus》!
ついにクリーチャーをすべて失ってしまったストラスキーはカードを片付けた。
ストラスキー 1-1 ラーション
Game3
大事な大事な最終ゲームの先手はストラスキー。その大事なゲームの第1ターンにまたも《貴族の教主/Noble Hierarch》が駆けつけた。2ターン目には《至高の幻影/Supreme Phantom》が登場する。ラーションは《アズカンタの探索/Search for Azcanta》と悪くないスタートだ。
ストラスキーは3ターン目に4マナから《集合した中隊/Collected Company》。《至高の幻影/Supreme Phantom》と《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》がめくれ、クロックが爆発的に増加する。
3体のスピリットで攻撃するストラスキーにラーションは《呪文捕らえ/Spell Queller》で対抗する。しかし軽減されてもなお10点のダメージが叩き込まれ、4ターン目にしてラーションのライフは6に。
スピリット軍団がどうにもならないラーションは、ストラスキーの優勝を祝うために握手を求めたのだった。
ストラスキー 2-1 ラーション
オンドレイ・ストラスキー Win!
《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
2011年5月30日 MTG/Coverage コメント (2) 今朝、暇だったので、GPプロビデンスの決勝の生中継を見ながら適当にカバレッジを書いてみました。英語読むのめんどいとか、動画見るのだるいとかいう人は、試合の雰囲気くらいはつかめると思うんで、楽しんでやってください。
本家カバレッジはこちらからどうぞ→ http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gppro11/welcome#4
♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪
「GPプロビデンス 決勝:James Rynkiewicz vs. Bryan Eleyet」
1134人のレガシープレイヤーの頂点を決めるテーブルに座るのは、Bryan EleyetとJames Rynkiewiczだ。使用デッキはそれぞれ『Hive Mind』と『Bant』。特にRynkiewiczの『Bant』には《Force of Will》が入っておらず、トップ8の話題を独占している。
果たして、この選択肢が吉と出るのか、凶と出るのか。
Game1
先手2ターン目に《古えの墳墓/Ancient Tomb》から《厳かなモノリス/Grim Monolith》という絶好のスタートを切るEleyet。対するRynkiewiczは《渦まく知識/Brainstorm》を唱え、《不毛の大地/Wasteland》と《極楽鳥/Birds of Paradise》を見比べて後者を選択。ここでRynkiewiczはタップアウト。
《Force of Will》が入っていないことを知っているEleyetはセットランドして、1マナ浮かせての《集団意識/Hive Mind》。続けて《タイタンの契約/Pact of the Titan》を突き付けると、《目くらまし/Daze》1枚ではどうにもならずにRynkiewiczはカードを畳んだ。
Rynkiewicz 0-1 Eleyet
Game2
マリガンに見舞われたEleyetに対し、Rynkiewiczの今回の滑り出しは順調で、《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》で《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》をサーチしつつ、エリオットの2ターン目の《厳かなモノリス/Grim Monolith》を《呪文貫き/Spell Pierce》。
更に、3ターン目にEleyetがフェッチランドを起動すると、それにスタックしてRynkiewiczは《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》をプレイ。Eleyetの《集団意識/Hive Mind》をライブラリーの底に送る。Eleyetに残されたのは《思案/Ponder》と《否定の契約/Pact of Negation》。もちろんこの《思案/Ponder》をプレイするが、Rynkiewiczは《精神的つまづき/Mental Misstep》。しかし、《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》のドローでEleyetが引いていたのも《精神的つまづき/Mental Misstep》で、この《思案/Ponder》が通る。3枚を見てシャッフルを選択し、《厳かなモノリス/Grim Monolith》が手札に加えられる。
一気にゲームを決めてしまいたいRynkiewiczは、《渦まく知識/Brainstorm》から《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》と繋ぎ、《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》で《集団意識/Hive Mind》を封じる。Eleyetは何も出来ず、Rynkiewiczの6点のアタックを受けて残りライフは7に。
ここで《タイタンの契約/Pact of the Titan》を引いたEleyet、先程引いた《厳かなモノリス/Grim Monolith》をプレイしてターンを返す。Rynkiewiczは再びフルアタックするが、《タイタンの契約/Pact of the Titan》から生まれたトークンに《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》が飲み込まれる。Rynkiewiczは《不毛の大地/Wasteland》で《古えの墳墓/Ancient Tomb》を破壊。
Eleyetはフェッチランドで《Volcanic Island》を持ってきて契約を遂行するが、どう足掻いても1ターン足りずに勝負の行方は最終戦へ。
Rynkiewicz 1-1 Eleyet
Game3
1ターン目の《思案/Ponder》から《古えの墳墓/Ancient Tomb》につなぐEleyet。Rynkiewiczは《不毛の大地/Wasteland》をセットして即起動する。《渦まく知識/Brainstorm》から自分のターンには《思案/Ponder》を続け、《呪文貫き/Spell Pierce》には更なる《渦まく知識/Brainstorm》を合わせて手札の充実を怠らない。
Rynkiewiczは《森の知恵/Sylvan Library》。このマッチアップでは毎ターンほぼ好きなだけ引ける凶悪なカードだ。のんびりしていられないEleyetは3マナから《厳かなモノリス/Grim Monolith》をプレイ。Rynkiewiczは一応《目くらまし/Daze》してみるが、Eleyetは1マナ支払い、これを着地させる。
即死の危険があるRynkiewiczは、Eleyetのエンドに《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》で安全確認。「契約」系のカードしかないことを確認し、そのままを選択。《渦まく知識/Brainstorm》で手札を整備した後、《クローサの掌握/Krosan Grip》で《厳かなモノリス/Grim Monolith》を叩き割る。
《森の知恵/Sylvan Library》が毎ターンRynkiewiczにカードを届け、状況を盤石なものへと変えてゆく。《思案/Ponder》を《精神的つまづき/Mental Misstep》し、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》が降臨する。Eleyetのトップを検閲しつつ、自分は《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》から《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》をサーチし、更に《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》も追加。
マナもカードも縛りあげられたEleyetに出来ることといえば、右手を差し出すことだけだった。
Rynkiewicz 2-1 Eleyet
Final Result:James Rynkiewicz Win!
♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪
以上です。感想・ご指摘などありましたら、コメント欄までよろしくお願いします。
しーゆーねくすとたーん。
本家カバレッジはこちらからどうぞ→ http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gppro11/welcome#4
♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪
「GPプロビデンス 決勝:James Rynkiewicz vs. Bryan Eleyet」
1134人のレガシープレイヤーの頂点を決めるテーブルに座るのは、Bryan EleyetとJames Rynkiewiczだ。使用デッキはそれぞれ『Hive Mind』と『Bant』。特にRynkiewiczの『Bant』には《Force of Will》が入っておらず、トップ8の話題を独占している。
果たして、この選択肢が吉と出るのか、凶と出るのか。
Game1
先手2ターン目に《古えの墳墓/Ancient Tomb》から《厳かなモノリス/Grim Monolith》という絶好のスタートを切るEleyet。対するRynkiewiczは《渦まく知識/Brainstorm》を唱え、《不毛の大地/Wasteland》と《極楽鳥/Birds of Paradise》を見比べて後者を選択。ここでRynkiewiczはタップアウト。
《Force of Will》が入っていないことを知っているEleyetはセットランドして、1マナ浮かせての《集団意識/Hive Mind》。続けて《タイタンの契約/Pact of the Titan》を突き付けると、《目くらまし/Daze》1枚ではどうにもならずにRynkiewiczはカードを畳んだ。
Rynkiewicz 0-1 Eleyet
Game2
マリガンに見舞われたEleyetに対し、Rynkiewiczの今回の滑り出しは順調で、《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》で《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》をサーチしつつ、エリオットの2ターン目の《厳かなモノリス/Grim Monolith》を《呪文貫き/Spell Pierce》。
更に、3ターン目にEleyetがフェッチランドを起動すると、それにスタックしてRynkiewiczは《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》をプレイ。Eleyetの《集団意識/Hive Mind》をライブラリーの底に送る。Eleyetに残されたのは《思案/Ponder》と《否定の契約/Pact of Negation》。もちろんこの《思案/Ponder》をプレイするが、Rynkiewiczは《精神的つまづき/Mental Misstep》。しかし、《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》のドローでEleyetが引いていたのも《精神的つまづき/Mental Misstep》で、この《思案/Ponder》が通る。3枚を見てシャッフルを選択し、《厳かなモノリス/Grim Monolith》が手札に加えられる。
一気にゲームを決めてしまいたいRynkiewiczは、《渦まく知識/Brainstorm》から《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》と繋ぎ、《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》で《集団意識/Hive Mind》を封じる。Eleyetは何も出来ず、Rynkiewiczの6点のアタックを受けて残りライフは7に。
ここで《タイタンの契約/Pact of the Titan》を引いたEleyet、先程引いた《厳かなモノリス/Grim Monolith》をプレイしてターンを返す。Rynkiewiczは再びフルアタックするが、《タイタンの契約/Pact of the Titan》から生まれたトークンに《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》が飲み込まれる。Rynkiewiczは《不毛の大地/Wasteland》で《古えの墳墓/Ancient Tomb》を破壊。
Eleyetはフェッチランドで《Volcanic Island》を持ってきて契約を遂行するが、どう足掻いても1ターン足りずに勝負の行方は最終戦へ。
Rynkiewicz 1-1 Eleyet
Game3
1ターン目の《思案/Ponder》から《古えの墳墓/Ancient Tomb》につなぐEleyet。Rynkiewiczは《不毛の大地/Wasteland》をセットして即起動する。《渦まく知識/Brainstorm》から自分のターンには《思案/Ponder》を続け、《呪文貫き/Spell Pierce》には更なる《渦まく知識/Brainstorm》を合わせて手札の充実を怠らない。
Rynkiewiczは《森の知恵/Sylvan Library》。このマッチアップでは毎ターンほぼ好きなだけ引ける凶悪なカードだ。のんびりしていられないEleyetは3マナから《厳かなモノリス/Grim Monolith》をプレイ。Rynkiewiczは一応《目くらまし/Daze》してみるが、Eleyetは1マナ支払い、これを着地させる。
即死の危険があるRynkiewiczは、Eleyetのエンドに《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》で安全確認。「契約」系のカードしかないことを確認し、そのままを選択。《渦まく知識/Brainstorm》で手札を整備した後、《クローサの掌握/Krosan Grip》で《厳かなモノリス/Grim Monolith》を叩き割る。
《森の知恵/Sylvan Library》が毎ターンRynkiewiczにカードを届け、状況を盤石なものへと変えてゆく。《思案/Ponder》を《精神的つまづき/Mental Misstep》し、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》が降臨する。Eleyetのトップを検閲しつつ、自分は《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》から《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》をサーチし、更に《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》も追加。
マナもカードも縛りあげられたEleyetに出来ることといえば、右手を差し出すことだけだった。
Rynkiewicz 2-1 Eleyet
Final Result:James Rynkiewicz Win!
♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪
以上です。感想・ご指摘などありましたら、コメント欄までよろしくお願いします。
しーゆーねくすとたーん。